特許
J-GLOBAL ID:200903010994804740

振動低減機構およびその諸元設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-210214
公開番号(公開出願番号):特開2008-163727
出願日: 2007年08月10日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
【課題】過大な付加質量を必要とせずに振動低減効果を飛躍的に向上させることのできる有効な振動低減機構とその諸元設定方法を提供する。【解決手段】構造物における主構造体1に対してその周囲に跳ね出す剛性部材2を主構造体と一体に設け、主構造体の周囲には該主構造体に対して独立している軸力部材3を並設してその一端部を固定し、軸力部材の他端部と前記剛性部材との間に回転慣性質量ダンパー4を介装し、それにより生じる回転慣性質量Ψと軸力部材の軸剛性kvとにより定まる固有振動数を主構造体の固有振動数に同調させる。軸力部材に直列に付加バネ5を設置することにより軸力部材の総合的な軸剛性を適切に調整することもできる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
曲げ変形が卓越する高層建物等の構造物を対象とする振動低減機構であって、 振動低減対象の構造物における主構造体に対してその周囲に跳ね出す剛性部材を主構造体と一体に設け、 主構造体の周囲には、該主構造体に対して独立している軸力部材を並設してその一端部を固定するとともに、該軸力部材の他端部と前記剛性部材との間に、主構造体の曲げ変形が剛性部材を介して伝達されることにより錘が回転して回転慣性質量を生じる回転慣性質量ダンパーを介装し、 該回転慣性質量ダンパーにより生じる回転慣性質量と前記軸力部材の軸剛性とにより定まる固有振動数を前記主構造体の固有振動数に同調させてなることを特徴とする振動低減機構。
IPC (2件):
E04H 9/02 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04H9/02 341A ,  F16F15/02 C
Fターム (17件):
2E139AA01 ,  2E139AB01 ,  2E139AC43 ,  2E139AC46 ,  2E139BA24 ,  2E139BA36 ,  2E139BB02 ,  2E139BB09 ,  2E139BB36 ,  2E139BB47 ,  2E139BB52 ,  2E139BD33 ,  2E139BD36 ,  2E139BD46 ,  3J048AD07 ,  3J048BF01 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
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