特許
J-GLOBAL ID:200903011502227936

糖の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大谷 保 ,  東平 正道 ,  片岡 誠 ,  平澤 賢一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-209154
公開番号(公開出願番号):特開2009-171952
出願日: 2008年08月15日
公開日(公表日): 2009年08月06日
要約:
【課題】セルロース含有原料から得られるセルロースI型結晶化度を低下させた非晶化セルロースを基質としてセルラーゼ等の酵素反応を行うことで、糖を効率的に得ることができる、生産性に優れた糖の製造方法を提供すること。【解決手段】嵩密度が100〜500kg/m3、平均粒径が0.01〜1mmであるセルロース含有原料を粉砕機で処理して、該セルロースI型結晶化度を33%以下に低減した非晶化セルロースを調製した後に、該非晶化セルロースにセルラーゼ及び/又はヘミセルラーゼを作用させ糖化する、糖の製造方法である。 セルロースI型結晶化度(%)=〔(I22.6-I18.5)/I22.6〕×100〔I22.6は、X線回折における格子面(回折角2θ=22.6°)の回折強度、及びI18.5は、アモルファス部(回折角2θ=18.5°)の回折強度を示す〕【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記計算式(1)で示されるセルロースのセルロースI型結晶化度が33%を超えるセルロース含有原料から調製した非晶化セルロースを糖化する方法であって、該セルロース含有原料が、嵩密度が100〜500kg/m3、平均粒径が0.01〜1mmのものであり、かつ該原料から水を除いた残余の成分中のセルロース含有量が20質量%以上であって、該セルロース含有原料を粉砕機で処理して、該セルロースI型結晶化度を33%以下に低減した非晶化セルロースを調製した後、該非晶化セルロースにセルラーゼ及び/又はヘミセルラーゼを作用させ糖化する、糖の製造方法。 セルロースI型結晶化度(%)=〔(I22.6-I18.5)/I22.6〕×100 (1) 〔I22.6は、X線回折における格子面(002面)(回折角2θ=22.6°)の回折強度、及びI18.5は、アモルファス部(回折角2θ=18.5°)の回折強度を示す〕
IPC (1件):
C12P 19/14
FI (1件):
C12P19/14 A
Fターム (4件):
4B064AF01 ,  4B064CA21 ,  4B064CB07 ,  4B064DA16
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (10件)
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引用文献:
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