特許
J-GLOBAL ID:200903013272961220

高エネルギ吸収落石防護柵

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-340346
公開番号(公開出願番号):特開2008-150867
出願日: 2006年12月18日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【課題】落石エネルギの吸収性能に優れ、防護柵の基本構造をなす支柱等に掛かる衝撃負荷を大幅に軽減することができる高エネルギ吸収落石防護柵を提供する。【解決手段】複数の支柱11,12と、前記支柱の相互間に張設され、落石が衝突したときに非弾性的に大きな塑性変形伸びを生じて落石の衝突エネルギを吸収する複数の横張りワイヤロープ20と、防護網16と、前記少なくとも2本以上の横張りワイヤロープを所定の間隔に保持する複数の間隔保持部材14と、前記支柱および前記間隔保持部材の少なくとも一方に所定の間隔に取り付けられ、前記横張りワイヤロープに直接または間接に接触して前記横張りワイヤロープとの間に生じる摩擦力により前記横張りワイヤロープを半拘束状態に保持するスリーブ部25aを有し、落石の衝突エネルギを受けて前記横張りワイヤロープが変位したときに前記横張りワイヤロープを傷付けないように滑らかに案内する拡径開口部25bを有する複数のロープホルダ25とを有する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
山間部の道路の山側に沿って互いに間隔をあけて立設された複数の支柱と、 前記支柱の相互間に張設され、落石が衝突したときに非弾性的に大きな塑性変形伸びを生じて落石の衝突エネルギを吸収する複数の横張りワイヤロープと、 前記複数の横張りワイヤロープと前記複数の支柱とで形成される面を覆うように設けられた防護網と、 前記支柱の相互間において少なくとも2本以上の前記横張りワイヤロープを横断するように取り付けられ、前記少なくとも2本以上の横張りワイヤロープを所定の間隔に保持する複数の間隔保持部材と、 前記支柱および前記間隔保持部材の少なくとも一方に所定の間隔に取り付けられ、前記横張りワイヤロープに直接または間接に接触して前記横張りワイヤロープとの間に生じる摩擦力により前記横張りワイヤロープを半拘束状態に保持するスリーブ部を有し、落石の衝突エネルギを受けて前記横張りワイヤロープが変位したときに前記横張りワイヤロープを傷付けないように滑らかに案内する拡径開口部を有する複数のロープホルダと、 を具備することを特徴とする高エネルギ吸収落石防護柵。
IPC (1件):
E01F 7/04
FI (1件):
E01F7/04
Fターム (4件):
2D001PA06 ,  2D001PC03 ,  2D001PD05 ,  2D001PD11
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 実公平1-44580号公報(実開昭60-190804号);実用新案登録請求の範囲、第5図
  • 実公平7-56328号公報(実開平6-24009号);段落0007〜0008、図1-C、図2
審査官引用 (12件)
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