特許
J-GLOBAL ID:200903013836938933

耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルトおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 内藤 俊太 ,  田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-212216
公開番号(公開出願番号):特開2007-031734
出願日: 2005年07月22日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】 高強度化に伴い問題として現出する遅れ破壊現象に代表される水素脆化を有利に防止する、耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルトおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 本発明ボルトは、質量%で、C:0.2〜0.6%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜2%、Mo:0.5〜6%、Al:0.005〜0.5%を含有し、引張強さが1400MPa以上であり、ねじ底表層の圧縮残留応力が引張強さの10〜90%である。また、ねじ底部の表面から少なくても50μmまでの表層部の旧γ粒の軸方向と半径方向のアスペクト比が2以上であり、また、同部の硬さがHv460以上である。また、製法は、上記成分を有する鋼材を用いてボルト頭部および軸部の成形後、900〜1100°Cに加熱し、焼入れした後、580°C以上の温度で焼戻し、その後ねじ転造を行う。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%で、 C :0.2〜0.6%、 Si:0.05〜0.5% Mn:0.1〜2%、 Mo:0.5〜6%、 Al:0.005〜0.5% を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、引張強さが1400MPa以上であるとともに、ねじ底部の表層の圧縮残留応力が引張強さの10〜90%であることを特徴とする、耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト。
IPC (6件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/00 ,  F16B 33/04 ,  F16B 35/00
FI (7件):
C22C38/00 301Z ,  C22C38/00 302Z ,  C22C38/12 ,  C22C38/58 ,  C21D9/00 B ,  F16B33/04 ,  F16B35/00 J
Fターム (16件):
4K042AA25 ,  4K042BA01 ,  4K042BA14 ,  4K042CA02 ,  4K042CA05 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA09 ,  4K042CA10 ,  4K042CA12 ,  4K042CA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DC02 ,  4K042DD02 ,  4K042DD05
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (8件)
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