特許
J-GLOBAL ID:200903014311019615

処理速度の高い可変長コード復号化装置及びその復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-250986
公開番号(公開出願番号):特開平9-130265
出願日: 1996年09月02日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 構成を単純化して、処理速度を向上させた可変長コード復合化装置を提供する。【解決手段】 本装置では、入力ビットストリームをバッファ50を介して2つのラッチ回路101、102に供給し、第1バレルシフタ103で、両ラッチ回路からの固定長のセグメントビットとバッファからの現在ビットとから第1ウインドウ出力シーケンスを生成し、更に第2バレルシフタ104で、その出力シーケンスとラッチ回路106からの前復合化出力シーケンスとからコード値を含む復号化出力シーケンスを生成する。第1ルックアップテーブル201においては、復合化出力シーケンスのプレフィクスから第2バレルシフタに供給するコード長を生成し、第2ルックアップテーブル202でコード長及びコード値に応じて固定長コードワードが生成される。第1バレルシフタに与えられるウインドウ制御信号は、累算ブロック300におけるコード長の累算により生成される。
請求項(抜粋):
可変長コードの入力データビットストリームを復号化するための可変長コード復号化装置であって、前記入力データビットストリームを格納するバッファと、前記バッファから出力された前記入力データビットストリームを格納する、縦続接続された第1データビット格納手段及び第2データビット格納手段と、前記縦続接続された第1データビット格納手段及び第2データビット格納手段と前記バッファとに接続されており、前記縦続接続された第1データビット格納手段及び第2データビット格納手段から供給された連続的な固定長のセグメントビットと、前記バッファから取り出した現在ビットとから第1ウィンドウ出力シーケンスを生成する出力ウィンドウを有する第1シフト手段と、前記第1シフト手段に接続されており、前記第1ウィンドウ出力シーケンスに含まれたビットと、与えられた前復号化出力シーケンス内に含まれたビットとから第2ウィンドウ出力シーケンスを生成する第2出力ウィンドウを有し、前記第2ウィンドウ出力シーケンスの第1ビットから始まる上位Mビットをコード値として発生する第2シフト手段であって、Mが可変長コードの最長のもののビット数より小さい整数である、該第2シフト手段と、前記第2ウィンドウ出力シーケンスをラッチすると共に、ラッチされた第2ウィンドウ出力シーケンスを復号化出力シーケンスとして前記第2シフト手段に供給するリレー手段と、前記リレー手段に接続されており、前記復号化出力シーケンスの第1ビットから始まる可変長コードの上位Pビットからなるプレフィクスコードに応じてコード長を生成すると共に、前記第2シフト手段に供給する第1メモリ手段であって、Pの最大値は前記可変長コードの最長のもののビット数より小さい整数である、該第1メモリ手段と、前記第1メモリ手段に接続されており、前記コード長及び前記コード値に応じて固定長のコードワードを生成する第2メモリ手段と、前記第1メモリ手段からの前記コード長を、前に累算された累算コード長に加算して加算された累算コード長を表すウィンドウ制御信号を発生すると共に、前記第1シフト手段に供給する累算手段とを含むことを特徴とする可変長コード復号化装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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