特許
J-GLOBAL ID:200903014744873769

トナーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 敬介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-033545
公開番号(公開出願番号):特開2003-233218
出願日: 2002年02月12日
公開日(公表日): 2003年08月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高温高湿環境下でも良好な現像性、転写性、並びに安定した帯電性を有する小粒径のトナーが得られるトナーの製造方法を提供する。【解決手段】 少なくとも、結着樹脂及び着色剤を含有する組成物を溶融混練し、混練物を冷却固化し、固化物を粉砕・分級手段により粉砕分級してトナーを得るトナーの製造方法において、粉砕手段が、回転軸に支持され外側表面に実質的に全周に設けられている複数の凹凸より成る粉砕刃を有するリング状の粉砕ローター2と、該粉砕ローターとの間に間隙をおいて固定配置されるとともに前記粉砕ローターとの対向面に複数の凹凸を有するライナー3と、前記粉砕ローターとライナーとの間で粉砕され上方にもたらされた原料の所定粒径以下のものを出口側へ排出する回転羽根型の分級ローター4を内蔵し、前記出口側へ排出されない原料を前記間隙の下方へもたらすための循環通路を前記粉砕刃の下方に設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
少なくとも、結着樹脂及び着色剤を含有する組成物を溶融混練し、混練物を冷却固化し、固化物を粉砕・分級手段により粉砕分級してトナーを得るトナーの製造方法において、粉砕手段が、回転軸に支持され外側表面に実質的に全周に設けられている複数の凹凸より成る粉砕刃を有するリング状の粉砕ローターと、該粉砕ローターとの間に間隙をおいて固定配置されるとともに前記粉砕ローターとの対向面に複数の凹凸を有するライナーと、前記粉砕ローターとライナーとの間で粉砕され上方にもたらされた原料の所定粒径以下のものを出口側へ排出する回転羽根型の分級ローターを内蔵し、前記出口側へ排出されない原料を前記間隙の下方へもたらすための循環通路を前記粉砕刃の下方に設けてあり、該粉砕ローター粉砕部の長さLと該粉砕ローターの外径Dの関係が、L/D≦0.20を満足する機械式微粉砕装置で固化物を微粉砕し、得られた微粉砕物を分級手段である少なくとも3つに分画されてなる、交差気流とコアンダ効果を利用して粉体を分級する多分割気流式分級機に導入し、該多分割気流式分級機において少なくとも所定粒径以下の粒子群を主成分とする微粉体と、所定粒径以上の粒子群を主成分とする粗粉体と、所定粒径範囲の粒子群の中粉体とに分級し、分級された前記粗粉体を前記粉砕手段に循環し、分級された中粉体からトナー粒子を生成することを特徴とするトナーの製造方法。
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/083
FI (2件):
G03G 9/08 381 ,  G03G 9/08 101
Fターム (5件):
2H005AA02 ,  2H005AA15 ,  2H005AB04 ,  2H005CB03 ,  2H005EA10
引用特許:
審査官引用 (29件)
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