特許
J-GLOBAL ID:200903017851350131

レンズ鏡筒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-052928
公開番号(公開出願番号):特開2000-249892
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】 オートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモードとの間の迅速かつ確実な切換えを実現すると共に、マニュアルフォーカシング時における操作性の向上を図ったレンズ鏡筒を提供する。【解決手段】 後部固定筒の前端面側には、内接ギヤ環と第1ウェーブワッシャとが配設されている。鏡筒側カプラは、後端にカップリング部が形成され、前端に内接ギヤ環のギヤに噛み合うピニオンが形成されている。マニュアルフォーカス環は、外部固定筒と内部固定筒とにより、回動かつ所定量前後動自在に支持されている。マニュアルフォーカス環は、第2ウェーブワッシャにより前方に付勢され、ローラ駆動環の後端面と段付アイドルローラの小径部とは所定の間隙をもって対峙している。マニュアルフォーカス環は、ディテント機構の作用により、マニュアルフォーカス位置とオートフォーカス位置とでそれぞれ係止・保持される。
請求項(抜粋):
合焦制御装置が回転駆動装置を介して合焦光学系を駆動制御するオートフォーカスモードと、撮影者が前記合焦光学系を駆動するマニュアルフォーカスモードとが選択可能なレンズ鏡筒であって、連動リングと該連動リングにカム機構を介して連結された合焦光学系保持部材とからなり、該連動リングへの回転入力に応じて該合焦光学系保持部材を固定筒に対し光軸に沿って移動させる合焦光学系移動装置と、前記オートフォーカスモードを選択するオートフォーカス位置と、前記マニュアルフォーカスモードを選択するマニュアルフォーカス位置とに前記固定筒に対して前後移動可能で、かつ、マニュアルフォーカス位置に切換えられた際には、手動による回動操作が可能となるマニュアルフォーカス環と、前記マニュアルフォーカス環がオートフォーカス位置に切り換えられたときには、前記回転駆動装置の回転力を前記連動リングに伝達する一方、前記マニュアルフォーカス環がマニュアルフォーカス位置に切り換えられたときには、該マニュアルフォーカス環の回転力を前記連動リングに伝達するクラッチ装置と、前記マニュアルフォーカス環を前記オートフォーカス位置または前記マニュアルフォーカス位置に係止・保持するディテント機構とを有し、前記クラッチ装置は、前記連動リングの外周に回動自在に保持され、前記マニュアルフォーカス位置で前記マニュアルフォーカス環に転接し、前記オートフォーカス位置で前記固定筒に転接する一方、前記マニュアルフォーカス環に転接する部位の外径と前記固定筒に転接する部位の外径とが異なる段付アイドルローラと、前記回転駆動装置を該段付アイドルローラを介して前記固定筒に押圧する付勢部材とを備えたことを特徴とするレンズ鏡筒。
Fターム (2件):
2H044BE02 ,  2H044BE11
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • レンズ鏡筒
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-331844   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平2-253214
  • 表面波モータ内蔵レンズ鏡筒
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-098191   出願人:株式会社ニコン
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審査官引用 (10件)
  • レンズ鏡筒
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-331844   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平2-253214
  • 焦点調節操作切換機構を持つレンズ鏡筒
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-189159   出願人:旭光学工業株式会社
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