特許
J-GLOBAL ID:200903018186509007

干渉確認装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村上 智司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-179129
公開番号(公開出願番号):特開2006-004128
出願日: 2004年06月17日
公開日(公表日): 2006年01月05日
要約:
【課題】工作機械で生じるすべての干渉関係について、その干渉の有無を正確且つ効率的に確認することができる干渉確認装置を提供する。【解決手段】干渉確認装置1は、工具,ワーク及び工作機械を構成する構造体に係る3次元モデルデータを記憶したモデルデータベース10と、工具,ワーク及び構造体との相互間における干渉関係を定義した干渉データを記憶する干渉データ記憶部11と、工作機械のプログラム解析部43から送信される構造体の動作指令、並びにモデルデータベース10及び干渉データ記憶部11に格納された各データを基に、工具,ワーク及び構造体が相互に干渉するか否かを判定する干渉確認処理部12とを備える。尚、干渉確認処理部12には、構造体を動作させる駆動機構部27,28,29,30を制御するために実行されるブロックよりも少なくとも1ブロック分だけ進んだブロックの動作指令がプログラム解析部43から送信される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
工具及びワークをそれぞれ保持する2つの構造体を少なくとも含む複数の構造体と、 該複数の構造体の内、動作可能に設けられた構造体を駆動する駆動機構部と、 加工プログラムをブロック毎に順次解析して、前記動作可能な構造体に係る動作指令を少なくとも抽出する解析処理部、及び該解析処理部によって順次抽出された動作指令を基に制御信号を生成して、生成した制御信号を基に前記駆動機構部の作動を制御する制御実行処理部を有する制御装置とを備えた工作機械において、 前記駆動機構部によって駆動され前記制御装置によってその作動が制御される前記動作可能な各構造体の動作によって、該構造体,他の構造体,工具及びワークが相互に干渉するか否かを確認する装置であって、 前記工具,ワーク及び各構造体の3次元形状を定義した形状データ、並びに該工具,ワーク及び各構造体について設定された移動軸及び/又は回転軸に関する情報を少なくとも含んで構成される3次元モデルデータを記憶したモデルデータ記憶部と、 前記工具,ワーク及び各構造体との相互間における干渉関係を定義した干渉データを記憶する干渉データ記憶部と、 前記制御装置の制御実行処理部において実行されるブロックよりも少なくとも1ブロック分進んだブロックの動作指令を前記解析処理部から順次受信し、受信した動作指令及び前記モデルデータ記憶部に格納された3次元モデルデータを基に、該動作指令に係る構造体を動作させた状態の3次元モデルデータを生成し、生成した3次元モデルデータ及び前記干渉データ記憶部に格納された干渉データを基に、該構造体の動作によって該構造体,他の構造体,工具及びワークが相互に干渉するか否かを判定するとともに、前記生成した3次元モデルデータで前記モデルデータ記憶部に格納された3次元モデルデータを更新する干渉判定処理部とを備えてなることを特徴とする干渉確認装置。
IPC (1件):
G05B 19/406
FI (1件):
G05B19/4061 M
Fターム (10件):
5H269AB02 ,  5H269AB31 ,  5H269BB14 ,  5H269EE13 ,  5H269MM08 ,  5H269NN16 ,  5H269PP02 ,  5H269QD03 ,  5H269QE03 ,  5H269QE10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-59256号公報
審査官引用 (9件)
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