特許
J-GLOBAL ID:200903019557424359

能動型騒音制御装置及び能動型振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-125856
公開番号(公開出願番号):特開平10-319972
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】同定時の温度環境とは異なる温度環境下での振動低減制御時に、実際の伝達系の伝達特性と、同定された伝達関数の伝達特性とが大きく異なることに伴う振動低減制御の性能低下を防止する。【解決手段】能動型エンジンマウント1の電磁アクチュエータ10に温度センサ29を設け、温度センサ29の温度検出値tが所定の温度範囲外の値であるときには同定処理を禁止する。よって、所定温度範囲として伝達系の伝達特性の変化の小さい温度範囲を設定しておけば、この温度範囲においてのみ同定処理が実行される。よって、例えば通常の稼働状態では所定温度範囲内の温度環境下に置かれ、伝達系の温度特性が所定の温度範囲内外で大きく変化する場合等でも、所定温度範囲外の温度環境下では同定処理は実行されないから、通常稼働時に、実際の伝達特性とは大きく異なる伝達特性に基づいて振動低減制御が実行されることを回避することができる。
請求項(抜粋):
騒音源から発せられる騒音と干渉する制御音を発生可能な制御音源と、前記騒音の発生状態を表す基準信号を生成し出力する基準信号生成手段と、前記干渉後の騒音を検出し残留騒音信号として出力する残留騒音検出手段と、前記基準信号及び前記残留騒音信号に基づき前記制御音源及び前記残留騒音検出手段間の騒音の伝達系の伝達関数を含む制御アルゴリズムを用いて前記騒音が低減するように前記制御音源を駆動する能動制御手段と、所定のタイミングで前記伝達関数を同定する伝達関数同定手段と、を備えた能動型騒音制御装置において、前記伝達系の温度を検出する温度検出手段と、当該温度検出手段で検出した検出温度が予め設定した所定温度範囲外の値であるとき前記伝達関数同定手段による前記伝達関数の同定処理を禁止する同定禁止手段と、を備えることを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (6件):
G10K 11/178 ,  F01N 1/00 ,  F16F 15/02 ,  G05B 13/02 ,  G10K 11/16 ,  G05D 19/02
FI (6件):
G10K 11/16 H ,  F01N 1/00 A ,  F16F 15/02 B ,  G05B 13/02 S ,  G05D 19/02 A ,  G10K 11/16 J
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (10件)
  • 車室内騒音の低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-286828   出願人:いすゞ自動車株式会社, 株式会社トランストロン
  • 能動型騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-220656   出願人:日産自動車株式会社
  • 自動車用アクティブ騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-056949   出願人:株式会社ユニシアジェックス
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