特許
J-GLOBAL ID:200903030030712953

能動型騒音制御装置及び能動型振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-119888
公開番号(公開出願番号):特開平10-307590
出願日: 1997年05月09日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】温度変化に伴う振動伝達系の伝達特性の変化に応じた振動低減処理を行う。【解決手段】能動型エンジンマウント1の電磁アクチュータ10に温度センサ28を設け、また、予め温度センサ28の温度範囲毎に、これに対応する伝達関数フィルタC^N を実験等によって検出し、制御テーブルM1 を作成しておく。そして、温度センサ28からの温度検出値tをもとに、制御テーブルM1 を参照して、検出した温度検出値tに対応する伝達関数フィルタC^N を選定し、これを、低減振動処理において用いる伝達関数フィルタC^として設定する。この操作を繰り返し行うことによって、現時点における温度検出値tの温度に応じた伝達関数フィルタC^N に応じて、振動低減処理が実行されるから、現時点における伝達特性に応じて能動型エンジンマウント1が制御されることになって、適切な振動低減処理が行われる。
請求項(抜粋):
騒音源から発せられる騒音と干渉する制御音を発生可能な制御音源と、前記騒音の発生状態を表す基準信号を生成し出力する基準信号生成手段と、前記干渉後の騒音を検出し残留騒音信号として出力する残留騒音検出手段と、前記基準信号及び前記残留騒音信号に基づき、前記制御音源及び前記残留騒音検出手段間の騒音の伝達系の伝達関数を含む制御アルゴリズムを用いて、前記騒音が低減するように前記制御音源を駆動する能動制御手段と、を備えた能動型騒音制御装置において、前記伝達系の温度を検出する温度検出手段と、当該温度検出手段で検出した温度に応じて前記伝達関数を補正する伝達関数補正手段と、を備えることを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (5件):
G10K 11/178 ,  F02B 77/00 ,  F16F 15/02 ,  G05B 13/02 ,  G05D 19/02
FI (5件):
G10K 11/16 H ,  F02B 77/00 Z ,  F16F 15/02 B ,  G05B 13/02 Z ,  G05D 19/02 D
引用特許:
出願人引用 (15件)
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審査官引用 (11件)
  • 車両の振動低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-183598   出願人:マツダ株式会社
  • 能動型騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-281665   出願人:三菱電機株式会社
  • 騒音低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-310269   出願人:パイオニア株式会社
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