特許
J-GLOBAL ID:200903020470450394

交流電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-130113
公開番号(公開出願番号):特開2005-312274
出願日: 2004年04月26日
公開日(公表日): 2005年11月04日
要約:
【課題】三角波の周波数を上げることなく、また、より高速なマイクロコンピュータを使用することなく電流制御応答の向上を実現すること。【解決手段】三角波の正および負の頂点時刻位置から所定時間前の時刻位置にて電流サンプルホールドを行った電流値に対して三角波の頂点時刻位置での電流値に近い値となるように補償を加えた電流値について電流制御演算を実行して電圧指令値を生成し、それを三角波の頂点時刻位置に同期して更新し、PWMパルスパターンの発生に供する。電流制御演算では、電流リプル成分が殆ど含まれない電流に基づいて演算を実行するので、三角波の周波数を上げることなく無駄時間の低減と電流制御応答の向上が図れる。電流補償処理では、マイクロコンピュータの負荷分散を図りながら実行することができるので、より高速なマイクロコンピュータを使用する必要もない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
三角波を発生する三角波発生手段と、 前記三角波発生手段にて発生された三角波と電圧指令とに基づいてPWMパルスパターンを発生するPWMパルスパターン発生手段と、 前記PWMパルスパターンに基づいて駆動される複数の半導体スイッチのオン・オフ動作によって交流電動機にPWM電力を供給するPWMインバータと、 前記交流電動機に流れる駆動電流を検出する電流検出手段と、 前記電流検出手段にて検出された電流値を前記三角波の正および負の頂点時刻位置から所定時間前の時刻位置にてサンプルホールドする電流サンプルホールド手段と、 電流サンプルホールド手段にてサンプルホールドされた電流信号に対して補償を加える電流補償手段と、 前記電流補償手段にて補償されたサンプルホールド電流に基づき電圧指令値を演算しその電圧指令値を前記三角波の正および負の頂点時刻に同期して更新したものを前記PWMパルスパターン発生手段への電圧指令として出力する電流制御演算手段と、 を備えることを特徴とする交流電動機の制御装置。
IPC (3件):
H02P7/63 ,  H02P6/08 ,  H02P21/00
FI (3件):
H02P7/63 302K ,  H02P5/408 A ,  H02P6/02 351J
Fターム (33件):
5H505BB09 ,  5H505CC05 ,  5H505DD05 ,  5H505DD08 ,  5H505EE41 ,  5H505EE52 ,  5H505GG04 ,  5H505HA10 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ03 ,  5H505LL22 ,  5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560RR10 ,  5H560SS07 ,  5H560TT15 ,  5H560UA06 ,  5H560XA02 ,  5H560XA12 ,  5H560XA13 ,  5H576BB09 ,  5H576CC05 ,  5H576DD04 ,  5H576DD07 ,  5H576EE01 ,  5H576EE14 ,  5H576GG04 ,  5H576HA04 ,  5H576HB01 ,  5H576JJ03 ,  5H576LL22
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-215182号公報
  • モータ駆動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-280070   出願人:日産自動車株式会社
  • 交流電動機の電流検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-034374   出願人:株式会社三協精機製作所
審査官引用 (7件)
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