特許
J-GLOBAL ID:200903023095950715

薄切片標本作製装置及び薄切片標本作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-239952
公開番号(公開出願番号):特開2007-057255
出願日: 2005年08月22日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】薄切の際に薄切片に生じたしわや縮みをのばし、スライドガラスとの密着固定力を向上させ、より少ない労力と時間でスライドガラス上に良好な薄切片標本を作製できる薄切片標本作製装置及び薄切片標本作製方法を提供する。【解決手段】固形試料をナイフによって薄切りするミクロトームと、キャリアテープに水分を付着させる加湿器と、薄切片をキャリアテープの付着水分の吸着力により吸着させて送り出す薄切片搬送手段と、スライドガラスの表面に水を塗布し、塗布水の吸着力により薄切片をキャリアテープからスライドガラス上に移行させる転写手段と、薄切片が吸着したスライドガラスを加熱し、水分を蒸発させて薄切片を伸展させる伸展装置と、薄切片付きスライドガラスを搬送するスライドガラス搬送手段と、を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
薄切対象である検体を包埋材で包埋した固形試料をナイフによって薄切して薄切片標本を作製する装置であって、 前記固形試料とナイフを相対的に移動させることにより該固形試料をナイフによって所定の薄切片厚さに薄切りする薄切装置と、 テープ状の薄切補助部材に水分を付着させる水分付与手段と、 薄切りされた薄切片を前記薄切補助部材の付着水分の吸着力により吸着させて送り出す薄切片搬送手段と、 スライドガラスの表面に水を塗布し、該塗布水の吸着力により薄切片を前記薄切補助部材からスライドガラス上に移行させる転写手段と、 前記薄切片が吸着したスライドガラスを加熱し、水分を蒸発させて薄切片を伸展させる伸展装置と、 薄切片付きスライドガラスを搬送するスライドガラス搬送手段と、 を具備することを特徴とする薄切片標本作製装置。
IPC (2件):
G01N 1/28 ,  G01N 1/06
FI (5件):
G01N1/28 U ,  G01N1/06 F ,  G01N1/28 G ,  G01N1/28 K ,  G01N1/28 F
Fターム (15件):
2G052AA28 ,  2G052AD34 ,  2G052AD52 ,  2G052BA16 ,  2G052DA07 ,  2G052EB11 ,  2G052EB13 ,  2G052EC03 ,  2G052GA31 ,  2G052HC02 ,  2G052HC13 ,  2G052HC29 ,  2G052HC43 ,  2G052JA04 ,  2G052JA07
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る