特許
J-GLOBAL ID:200903023526815888

MRI装置を用いた時系列温度計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-115499
公開番号(公開出願番号):特開2000-300535
出願日: 1999年04月22日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】被検体が動いても温度計算に誤差を生じず、安定に計算できる温度計測方法を提供する。【解決手段】温度分布情報を含み、同一の核磁気励起タイミングにて異なるエコー時間(TE1,TE2)を有する複数のMR画像を取得するマルチエコー撮影を連続的に繰り返す時系列マルチエコー撮影を行うステップとマルチエコー複素MR画像のうち、TE1から計算された複素MR画像と、TE2から計算された複素MR画像とから第1の複素演算MR画像を作成するステップと、各時相の第1の複素演算MR画像と基準温度を反映した参照複素演算MR画像から第2の複素演算MR画像を作成するステップ第2の複素演算MR画像のアークタンジェントを計算し、位相分布を作成するステップと、位相アンラップを行うステップと、位相アンラップ後の位相分布から温度分布を計算するステップとから成るMRI装置を用いた時系列温度計算方法。
請求項(抜粋):
被検体からの核磁気共鳴(以下、MRという)信号を計測してMR画像を作成し表示する磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI装置という)を用いて、被検体のMR画像を作成表示する方法において、(1)被検体の温度分布情報を含み、同一の核磁気励起タイミングにて異なるエコー時間を有する複数のMR画像を取得するマルチエコー撮影を連続的に繰り返す時系列マルチエコー撮影を行うステップと、(2)ステップ(1)で得られるマルチエコー複素MR画像のうち、各時相毎に、第1のエコー時間TE1のMR信号から計算された複素MR画像と、第2のエコー時間TE2のMR信号から計算された複素MR画像とから、各時相の第1の複素演算MR画像を作成するステップと、(3)各時相の第1の複素演算MR画像と、基準温度を反映した参照複素演算MR画像とから、各時相の第2の複素演算MR画像を作成するステップと、(4)各時相の第2の複素演算MR画像のアークタンジェントを計算し、位相分布を作成するステップと、(5)ステップ(4)で求めた各時相の位相分布に対して、3次元もしくは2次元の位相アンラップ処理を行うステップと、(6)各時相の位相アンラップ処理後の位相分布に基づき、各時相の3次元もしくは2次元の被検体の温度分布を計算するステップ、とを具備することを特徴とするMRI装置を用いた時系列温度計測方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/54
FI (2件):
A61B 5/05 382 ,  G01N 24/02 530 Y
Fターム (15件):
4C096AA08 ,  4C096AA18 ,  4C096AB12 ,  4C096AB50 ,  4C096AD06 ,  4C096AD13 ,  4C096AD14 ,  4C096BA05 ,  4C096BA06 ,  4C096BA10 ,  4C096BA15 ,  4C096BA18 ,  4C096DB07 ,  4C096DB20 ,  4C096DC36
引用特許:
審査官引用 (7件)
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