特許
J-GLOBAL ID:200903024443706404

転がり軸受構成部材の製造方法および転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-093430
公開番号(公開出願番号):特開2008-248349
出願日: 2007年03月30日
公開日(公表日): 2008年10月16日
要約:
【課題】転がり軸受の長寿命化技術として、コストの上昇や品質の不安定化等が生じないような方法を提供する。【解決手段】使用する鋼の炭素含有率〔C〕(質量%)を変数とする式で表されるパラメータAと、芯部のオーステナイト最大粒径dM (μm)を変数とする式で表されるパラメータBと、芯部の最大介在物粒径r(μm)を変数とする式で表されるパラメータDとが、下記の(6)式を満たすように、浸炭または浸炭窒化処理を含む熱処理を行う。(A+B)D>280..(6)【選択図】図10
請求項(抜粋):
鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭または浸炭窒化処理を含む熱処理を行うことにより、転がり軸受の内輪、外輪、および転動体からなる構成部材を製造する方法において、 炭素含有率〔C〕が0.03質量%以上0.6質量%以下、珪素含有率〔Si〕が0.1質量%以上0.6質量%以下、マンガン含有率〔Mn〕が0.3質量%以上2.0質量%以下、クロム含有率〔Cr〕が0.3質量%以上2.0質量%以下、モリブデン含有率〔Mo〕が2.0質量%以下、ニッケル含有率〔Ni〕が5.0質量%以下である鋼を使用し、 使用する鋼の炭素含有率〔C〕(質量%)を変数とする式(1)および(2)で表されるパラメータAと、芯部のオーステナイト最大粒径dM (μm)を変数とする式(3)および(4)で表されるパラメータBと、芯部の最大介在物粒径r(μm)を変数とする式(5)で表されるパラメータDとが下記の(6)式を満たすように、浸炭または浸炭窒化処理を含む熱処理を行うことを特徴とする転がり軸受構成部材の製造方法。 A=1.55((200〔C〕-3)2 /4)+256)..(1) (ただし、0.03質量%≦〔C〕≦0.18質量%のとき) A=0.125((33〔C〕+27)2 /4)+256)+700..(2) (ただし、0.18質量%≦〔C〕≦0.6質量%のとき) B=156..(3)(ただし、dM ≦30μmのとき)
IPC (10件):
C21D 9/40 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/34 ,  F16C 33/62 ,  F16C 33/64 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  C21D 1/06 ,  C23C 8/22 ,  C23C 8/32
FI (10件):
C21D9/40 A ,  F16C33/32 ,  F16C33/34 ,  F16C33/62 ,  F16C33/64 ,  C22C38/00 301Z ,  C22C38/58 ,  C21D1/06 A ,  C23C8/22 ,  C23C8/32
Fターム (29件):
3J101DA02 ,  3J101EA04 ,  3J101FA31 ,  3J701DA02 ,  3J701EA04 ,  3J701FA31 ,  4K028AB01 ,  4K028AB06 ,  4K028AC07 ,  4K028AC08 ,  4K042AA22 ,  4K042BA01 ,  4K042BA03 ,  4K042BA04 ,  4K042BA13 ,  4K042BA14 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA10 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA03 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04 ,  4K042DD02 ,  4K042DE01 ,  4K042DE02 ,  4K042DE03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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