特許
J-GLOBAL ID:200903030933393307
浸炭時の粗大粒防止特性と疲労特性に優れた肌焼鋼とその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
田中 久喬
, 内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-021043
公開番号(公開出願番号):特開2005-240175
出願日: 2005年01月28日
公開日(公表日): 2005年09月08日
要約:
【課題】 浸炭焼入れ工程において粗大粒の発生を安定的に抑制することができ、浸炭焼入れ後の歪みや曲がりの発生を防止することができ、ならびに高温浸炭においても粗大粒の発生を防止し、転動疲労等の十分な強度特性を得ることができる肌焼鋼とその製造方法を提供する。【解決手段】 Ti:0.05〜0.2%他特定成分を特定範囲含有し、N:0.0051%未満に制限し、又はさらに、Nb:0.04%未満を含有し、熱間圧延後のAlNの析出量を0.01%以下に制限し、又はさらに、熱間圧延後のベイナイトの組織分率を30%以下に制限し、又はさらに、熱間圧延後のフェライト結晶粒度番号がJIS G0552で規定されている8〜11番とし、又はさらに、熱間圧延後の鋼のマトリックス中の長手方向断面において下記条件で測定された極値統計によるTi系析出物の最大直径が40μm以下としたことを特徴とする鋼を製造する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%として、
C:0.1〜0.4%、
Si:0.02〜1.5%、
Mn:0.3〜1.8%、
S:0.001〜0.15%、
Al:0.005〜0.05%
Ti:0.05〜0.2%を含有し、
N:0.0051%未満
に制限し、
さらに、
Cr:0.4〜2.0%、
Mo:1.5%以下、
Ni:3.5%以下、
V:0.5%以下、
B:0.005%以下
の1種または2種以上を含有し、
P:0.025%以下、
O:0.0025%以下に制限し、
残部が鉄および不可避的不純物からなり、
熱間圧延後のAlNの析出量を0.01%以下に制限したことを特徴とする浸炭時の粗大粒防止特性と疲労特性に優れた肌焼鋼。
IPC (3件):
C22C38/00
, C21D8/06
, C22C38/58
FI (3件):
C22C38/00 301N
, C21D8/06 A
, C22C38/58
Fターム (27件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA05
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA32
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032BA02
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD01
, 4K032CH05
, 4K032CJ05
, 4K032CL01
引用特許: