特許
J-GLOBAL ID:200903026952505488

磁気ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-199847
公開番号(公開出願番号):特開2002-025208
出願日: 2000年06月30日
公開日(公表日): 2002年01月25日
要約:
【要約】【課題】WRO成分によるトラック形状の歪に起因する隣接トラック間の不均一性を解消できるようにヘッド位置決め誤差を補正し、結果として確実なデータ記録再生動作を実現できる高い信頼性を有する磁気ディスク装置を提供することにある。【解決手段】ヘッド位置決め制御システムは、目標位置(r)との位置誤差(e)に基づいて、プラント3を駆動制御するフィードバック制御系に付加して、トラック形状歪に基づいて位置誤差(e)を補償するための補正値を算出する補正系20を有する構成である。フィードバック制御系は、データ記録又は再生に伴うヘッド位置決め制御時に、記憶部27からの補正値を使用して位置誤差(e)を補償し、トラック形状歪をほぼ解消したトラック形状を想定したヘッド位置決め制御を実行する。
請求項(抜粋):
回転しているディスク上にデータのリード/ライトを行うためのヘッドを有し、前記ディスク上のサーボ領域に記録されたサーボデータを使用して前記ヘッドの位置決め制御を実行するヘッド位置決め制御手段を備えた磁気ディスク装置であって、前記ヘッド位置決め制御手段は、前記ヘッドにより読出された前記サーボデータを使用して、前記ヘッドの現在位置と指定の目標位置との位置誤差を検出するための位置誤差検出手段と、前記ディスクの回転に同期する周波数成分とは異なる所定の周波数成分を有する振動を生成し、前記目標位置に追従している前記ヘッドをディスク上の複数のトラック間で振動させるためのサーボ系加振手段と、前記サーボ系加振手段による前記ヘッドの振動状態において、前記位置誤差検出手段により検出される位置誤差の観測結果に基づいて、前記各トラック間で相関のあるディスク回転に同期する第1の同期成分及び各トラック毎の第2の同期成分を検出するための同期成分検出手段と、前記第1の同期成分及び前記第2の同期成分を使用して、前記各トラック間で相関のない第3の同期成分を算出する手段と、前記第3の同期成分を使用して、前記ディスク上に記録されたサーボデータに基づいて構成されるトラック形状の歪を示すトラック形状歪を検出する手段とを具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。
FI (2件):
G11B 21/10 L ,  G11B 21/10 E
Fターム (12件):
5D096AA02 ,  5D096BB01 ,  5D096CC01 ,  5D096DD01 ,  5D096DD02 ,  5D096EE03 ,  5D096FF01 ,  5D096FF05 ,  5D096FF06 ,  5D096HH17 ,  5D096HH18 ,  5D096KK01
引用特許:
審査官引用 (8件)
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