特許
J-GLOBAL ID:200903033325664143

ボールねじ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-271288
公開番号(公開出願番号):特開2006-083988
出願日: 2004年09月17日
公開日(公表日): 2006年03月30日
要約:
【課題】高荷重下で使用され、「こじり」モーメントが加わった場合でも長寿命なボールねじを提供する。【解決手段】ねじ軸1およびナット2を所定の鋼で形成する。ねじ軸1およびナット2のねじ溝11,21の表層部とボール3の表層部の残留オーステナイト量を、20体積%以上40体積%以下にする。ねじ軸およびナットの表層部の硬さ(H1)の、ボールの表層部の硬さ(H2)に対する比を、ビッカース硬さ(Hv)で0.95以上0.99以下とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
外周面に螺旋状の溝が形成されたねじ軸と、内周面に螺旋状の溝が形成されたナットと、ねじ軸の溝とナットの溝が互いに対向して形成される軌道と、この軌道の終点と始点を連結する戻し路と、この戻し路内および前記軌道内に配置された複数のボールと、を備えたボールねじにおいて、 ねじ軸およびナットは、「JIS G4052」で規定する鋼材SCM415HまたはSCM420Hを所定形状に形成した後、浸炭を行い、次いで、焼入れと焼戻しを施して、ねじ軸の外周面およびナットの内周面の各表層部の炭素含有率を0.95質量%以上1.3質量%以下とすることにより得られ、前記各表層部に粒径0.1μm以下の炭化物を面積率で「400個/100μm2 」以上含有し、前記各表層部の残留オーステナイト量が20体積%以上40体積%以下であり、 ボールの表層部の残留オーステナイト量が20体積%以上40体積%以下であり、 ねじ軸およびナットの表層部の硬さ(H1)の、ボールの表層部の硬さ(H2)に対する比(H1/H2)が、ビッカース硬さ(Hv)で0.95以上0.99以下であることを特徴とするボールねじ。
IPC (4件):
F16H 25/22 ,  C21D 1/06 ,  C21D 1/18 ,  C21D 9/00
FI (5件):
F16H25/22 D ,  F16H25/22 L ,  C21D1/06 A ,  C21D1/18 P ,  C21D9/00 A
Fターム (11件):
3J062AA25 ,  3J062AB22 ,  3J062AC07 ,  3J062CD06 ,  3J062CD45 ,  3J062CD54 ,  4K042BA14 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DC02 ,  4K042DC04
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 耐摩耗性に優れた転動部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-128940   出願人:日本精工株式会社
  • ボールねじ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-159144   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • ボールねじ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-252602   出願人:日本精工株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 直動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-109409   出願人:日本精工株式会社
  • 転動装置及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-219615   出願人:日本精工株式会社
  • 転動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-338006   出願人:日本精工株式会社
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