特許
J-GLOBAL ID:200903033774571214

地震・風に兼用できる軸力型制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-212489
公開番号(公開出願番号):特開2003-028235
出願日: 2001年07月12日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 地震応答及び風応答に兼用できる軸力型制振装置を提供する。【解決手段】 エネルギ吸収部材として超塑性金属材料を丸棒状で用い、軸変形させることにより構造物の振動を軽減ないし抑制する軸力型制振装置である。丸棒状の超塑性金属材料は、その両端の加力部を除く中央部分を小径に加工して軸変形のエネルギ吸収部が形成されており、前記両端の加力部がそれぞれ両サイドの取付けプレートと接合されている。エネルギ吸収部材の小径に加工された軸変形エネルギ吸収部の外周に、座屈補剛部材が軸変形を阻害しない構造で配置されており、更に同座屈補剛部材の外周が座屈補剛管により拘束されている。
請求項(抜粋):
エネルギ吸収部材として、材料強度が高ひずみ速度感受性を有し、エネルギ吸収過程における温度上昇に対して強度が安定しており、塑性化による加工硬化を殆ど起さず、十分大きい変形性能を有する超塑性金属材料を丸棒状で用い、軸変形させることにより構造物の振動を軽減ないし抑制する軸力型制振装置であり、丸棒状の超塑性金属材料は、その両端の加力部を除く中央部分を小径に加工して軸変形のエネルギ吸収部が形成されており、前記両端の加力部がそれぞれ両サイドの取付けプレートと接合されていること、エネルギ吸収部材の小径に加工された軸変形エネルギ吸収部の外周に、座屈補剛部材が軸変形を阻害しない構造で配置されており、更に同座屈補剛部材の外周が座屈補剛管により拘束されていること、前記両サイドの取付けプレートが、構造物の振動を軸力として伝達するブレース等の軸力部材と接合されること、を特徴とする、地震・風に兼用できる軸力型制振装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 311 ,  F16F 7/12
FI (3件):
F16F 15/02 K ,  E04H 9/02 311 ,  F16F 7/12
Fターム (12件):
3J048AA06 ,  3J048AC06 ,  3J048BC09 ,  3J048EA38 ,  3J066AA01 ,  3J066AA26 ,  3J066BA03 ,  3J066BB01 ,  3J066BC01 ,  3J066BD07 ,  3J066BF01 ,  3J066BG01
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開平3-066936
  • 制震用Zn-Al合金及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-026136   出願人:株式会社神戸製鋼所
  • 多段形弾塑性ダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-280033   出願人:鹿島建設株式会社
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