特許
J-GLOBAL ID:200903033988416755

ポリエステルの製造方法およびそれにより得られたポリエステル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-172484
公開番号(公開出願番号):特開2008-001798
出願日: 2006年06月22日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】リン化合物の存在下でポリエステルを連続的に製造する方法において、製造工程で留出するグリコールを循環再使用する場合に該留出グリコールに含まれるリン化合物により引き起こされるポリエステル品質の低下を回避することができるその方法及び均質なポリエステルを提供する。【解決手段】少なくともアルカリ土類金属原子およびリン原子を含んでなるポリエステルをジカルボン酸とグリコールなるスラリーをスラリー調製槽で調製して該スラリーをエステル化反応槽に連続的に供給し、2槽以上の反応槽を直列に繋いだ複数個のエステル化反応槽を用いてエステル化反応を行い引き続き重縮合を行うことにより連続的に製造する方法において、特定化された方法で該ポリエステルの製造工程で留出するグリコールを回収し循環再使用するポリエステルの製造方法。また、上記方法で製造された溶融比抵抗が0.5×108Ω・cm以下であるポリエステル。【選択図】なし
請求項(抜粋):
スラリー調製槽で調製されたジカルボン酸とグリコールからなるスラリーをエステル化反応槽に連続的に供給し、2槽以上の反応槽を直列に繋いだ複数個のエステル化反応槽を用いてエステル化反応を行い、引き続き重縮合を行うことによりポリエステルを連続的に製造する方法において、該ポリエステルは少なくともアルカリ土類金属原子およびリン原子を含んでなり、かつ下記要件(1)、(2)を同時に満たすことを特徴とするポリエステルの製造方法。 (1)上記ポリエステルの製造工程で留出するグリコールを該ポリエステルの製造装置に直結した蒸留塔で低沸点留分を分留除去した残留液を回収グリコールとして循環再使用すること。 (2)回収グリコール中のリン化合物含有量を、新規のリン化合物の供給量から低減させて、必要量のリン化合物を供給すること。
IPC (1件):
C08G 63/78
FI (1件):
C08G63/78
Fターム (22件):
4J029AA03 ,  4J029AB04 ,  4J029BA03 ,  4J029BA04 ,  4J029BA05 ,  4J029CA03 ,  4J029CA04 ,  4J029CA05 ,  4J029CA06 ,  4J029CB04A ,  4J029CB05A ,  4J029CB06A ,  4J029CC06A ,  4J029FC36 ,  4J029HA01 ,  4J029HB01 ,  4J029JA233 ,  4J029JF113 ,  4J029KB04 ,  4J029KB17 ,  4J029KE07 ,  4J029KJ02
引用特許:
出願人引用 (25件)
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