特許
J-GLOBAL ID:200903034546659469
物品の保持分離装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
堀田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-359346
公開番号(公開出願番号):特開2006-168385
出願日: 2004年12月13日
公開日(公表日): 2006年06月29日
要約:
【課題】 人工衛星に直接拘束できない物品を収容ケースの内部に収容し、人工衛星に収容ケースを結合させ、1つの火工品だけで、収容ケースを人工衛星から分離させ、かつ、1又は複数の物品を収容ケースから分離させることができる物品の保持分離装置を提供する。【解決手段】 物品放出バネ6を間に差し挟んで物品10(探査装置)を収容ケース2に収容し、カバー放出バネ5を間に差し挟んでカバー部材3で収容ケース2を覆う。収容ケース2とカバー部材3の結合状態を維持するためにワイヤ4の一端をカバー部材の一方の側に固定し、中間部を収容ケース2の裏面にまわして、他端をカバー部材3の他方の側に固定する。この状態で、収容ケース2とカバー部材3とは嵌め合わされている。さらに、ワイヤ4を切断するための火工品8を収容ケースの裏面側に配置する。収容ケース2を人工衛星下部に固定させる。火工品8を爆発させることで、ワイヤ4が切断され、カバー放出バネ5と物品放出バネ6により、カバー部材3と物品10が収容ケース2から放出される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
宇宙機に連結され、宇宙機に直接拘束できない物品を出し入れ可能な大きさの開口部を有し、前記物品を内部に収容する収容ケースと、
前記物品が収容ケースに収容された状態で、前記開口部を覆うカバー部材と、
前記物品が収容ケースに収容された状態で、前記物品を収容ケースから分離させる方向へ、前記物品に付勢力を与える第1付勢手段と、
前記カバー部材を前記収容ケースから分離させる方向へ、前記カバー部材に付勢力を与える第2付勢手段と、
前記カバー部材が前記開口部を覆っている状態を維持するために、前記第1付勢手段が前記物品に与える付勢力と、前記第2付勢手段が前記カバー部材に与える付勢力とに抗して、前記カバー部材と前記収容ケースを結合させる結合手段と、
前記結合手段によるカバー部材と収容ケースとの結合を解除する単一の解除手段とを備え、
前記第2付勢手段がカバー部材に与える付勢力は、前記第1付勢手段が物品に与える付勢力よりも大きい、ことを特徴とする物品の保持分離装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (6件)
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