特許
J-GLOBAL ID:200903037168485537
塩化ビニル系樹脂ラテックス、ペースト加工用塩化ビニル系樹脂、その製造方法、ペースト加工用塩化ビニル系樹脂組成物及び用途
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-110246
公開番号(公開出願番号):特開2003-301083
出願日: 2002年04月12日
公開日(公表日): 2003年10月21日
要約:
【要約】【課題】 優れた加工特性を有するペースト加工用塩化ビニル系樹脂を与える塩化ビニル系樹脂ラテックスとその製造方法、それより得られたペースト加工用塩化ビニル系樹脂、ペースト加工用塩化ビニル系樹脂組成物及びその用途を提供する。【解決手段】 粒径0.05〜8μm内に連続的な分布を有し、その頻度に少なくとも二つの極大値を有し、小粒子群の極大値を与える粒径が0.1〜0.4μm、大粒子群の極大値を与える粒径が1.0〜3.0μmであり、大粒子群の極大値を与える粒径/小粒子群の極大値を与える粒径=5〜10であり、特定の平均重合度からなる粒子を有する塩化ビニル系樹脂ラテックスであって、プラスチゾルとした際にB粘が30ポアズ以下、S粘が30ポアズ以下であり、粘度経時安定性が1.6未満となる塩化ビニル系樹脂ラテックス。
請求項(抜粋):
レーザー回折式粒度分布測定機により測定した粒径が0.05〜8μmの範囲内で連続的に分布し、その頻度に少なくとも二つの極大値を有し、小粒子群の極大値を与える粒径が0.1〜0.4μm、大粒子群の極大値を与える粒径が1.0〜3.0μmであり、大粒子群の極大値を与える粒径/小粒子群の極大値を与える粒径=5〜10であり、大粒子群を構成する粒子が平均重合度700〜1300の内核とその回りに内核の平均重合度より小さい平均重合度で、かつ平均重合度600〜1200の外殻からなり、小粒子群を構成する粒子が平均重合度500〜1600からなる塩化ビニル系樹脂ラテックスであって、該ラテックスより得られるペースト加工用塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、ジ-2-エチルヘキシルフタレート60重量部を配合し、ディゾルバー式ミキサーを用い、回転数800rpmで3分間混練して得られたプラスチゾルが、該プラスチゾルを25°C、2時間放置した後、ローターNo.4を装着するB8H型粘度計を使用し20rpmで測定した時の粘度が30poise以下であり、かつ径2mmのオレフィスを装着するSevers粘度計を使用し、圧力1.176M・Paで測定した時の粘度が30poise以下であり、下記式(1)から求められるプラスチゾルの粘度経時安定性が1.6未満であるペースト加工用塩化ビニル系樹脂となることを特徴とする塩化ビニル系樹脂ラテックス。粘度経時安定性=η72H/η2H (1)(η72H:25°C、72時間放置後、ローターNo.4を装着するB8H型粘度計を使用し20rpmで測定した粘度を示し、η2H:25°C、2時間放置後、ローターNo.4を装着するB8H型粘度計を使用し20rpmで測定した粘度を示す。)
IPC (5件):
C08L 27/06
, C08F 2/18
, C08J 3/02
, C08K 3/00
, C08K 5/12
FI (5件):
C08L 27/06
, C08F 2/18
, C08J 3/02 B
, C08K 3/00
, C08K 5/12
Fターム (35件):
4F070AA22
, 4F070AC43
, 4F070AE02
, 4F070CA02
, 4F070CA18
, 4F070CB14
, 4J002AE042
, 4J002BD041
, 4J002BD051
, 4J002BD061
, 4J002BD071
, 4J002BD081
, 4J002BD091
, 4J002EH046
, 4J002EH096
, 4J002EH106
, 4J002EH146
, 4J002EH156
, 4J002EL026
, 4J002EW046
, 4J002FD010
, 4J002FD022
, 4J002FD026
, 4J002FD030
, 4J002FD320
, 4J002GF00
, 4J002GL00
, 4J011JA06
, 4J011JA13
, 4J011JB07
, 4J011JB08
, 4J011JB13
, 4J011JB18
, 4J011JB22
, 4J011JB29
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (13件)
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