特許
J-GLOBAL ID:200903038704337453

車速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-122181
公開番号(公開出願番号):特開平11-314536
出願日: 1998年05月01日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】エンジントルクが飽和した状況においても車速を安定に制御する。【解決手段】エンジントルクが飽和状態にあって無断変速機の変速比で目標駆動力を達成している時には、制御対象モデルのむだ時間要素を無断変速機の過渡特性に応じた値に変更する。これにより、目標駆動力に対する実駆動力の遅れが大きくなった場合でも、車速制御系の安定余裕が十分に確保され、車速などのハンチングの発生を抑制することができる。
請求項(抜粋):
目標車速を設定する車速設定手段と、実車速を検出する車速検出手段と、前記実車速を前記目標車速に一致させるための目標駆動力を演算する駆動力演算手段と、目標駆動力を操作量とし実車速を制御量とする制御対象の数式化モデルを用いて、前記目標駆動力と前記実車速により車両に加わる外乱を推定する外乱推定手段と、前記外乱推定値により前記目標駆動力を補正する駆動力補正手段と、前記目標駆動力補正値を達成するための目標エンジントルクと目標エンジン回転速度とを演算するエンジン制御指令値演算手段と、前記目標エンジントルクに応じてエンジントルクを制御するエンジントルク制御手段と、エンジン回転速度が前記目標エンジン回転速度に一致するように無断変速機の変速比を制御する変速比制御手段とを備えた車速制御装置において、エンジントルクの飽和状態を検出するエンジントルク飽和検出手段と、前記エンジントルク飽和検出手段でエンジントルクの飽和状態が検出されると、前記制御対象の数式化モデルに含まれるむだ時間要素を変更する制御対象モデル変更手段とを備えることを特徴とする車速制御装置。
IPC (7件):
B60K 31/00 ,  B60K 41/14 ,  F02D 29/00 ,  F02D 29/02 301 ,  F16H 9/00 ,  F16H 61/02 ,  F16H 59:16
FI (6件):
B60K 31/00 Z ,  B60K 41/14 ,  F02D 29/00 C ,  F02D 29/02 301 A ,  F16H 9/00 F ,  F16H 61/02
引用特許:
出願人引用 (6件)
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