特許
J-GLOBAL ID:200903041693787045

プロピレン系ブロック共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-126226
公開番号(公開出願番号):特開2007-297505
出願日: 2006年04月28日
公開日(公表日): 2007年11月15日
要約:
【課題】柔軟で透明性や低温衝撃性が向上されたプロピレン系ブロック共重合体を、工業的に安定に製造する方法を提供する。【解決手段】メタロセン系触媒を用いる第1工程と第2工程を含む多段重合によるものであって、両工程とも気相重合法を用い、かつ第1工程で、DSCによる融解ピーク温度(Tm)として好ましくは105〜140°Cをもつ成分(A)を、Tmと重合温度T1とが45°C≦(Tm-T1)≦80°Cの範囲を満たす条件下に本ブロック共重合体の30〜70質量%生成させ、第2工程で、成分(A)よりエチレン含量の多い成分(B)を本ブロック共重合体の70〜30質量%生成させるか、あるいは第1工程で成分(A)を本ブロック共重合体の30〜70質量%生成させ、第2工程で、成分(B)を、成分(A)のTmと該工程の重合温度T2とが45°C≦(Tm-T1)≦80°Cの範囲を満たす条件下に本ブロック共重合体の70〜30質量%生成させるものとする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
メタロセン系触媒を用いた下記の第1工程と第2工程とを含む多段重合法によってプロピレン系ブロック共重合体を製造する方法であって、 第1工程は、当該工程で得られたプロピレン-エチレンランダム共重合体成分の示差走査熱量測定(DSC)による融解ピーク温度Tmと、当該工程の重合温度T1との間で、次の関係式: 45°C≦(Tm-T1)≦80°C を満たす条件下で行われることを特徴とするプロピレン系ブロック共重合体の製造方法。 第1工程:気相重合法によって、プロピレン-エチレンランダム共重合体成分[以下成分(A)という]を、上記プロピレン系ブロック共重合体の30〜70質量%に相当するように生成させる工程。 第2工程:気相重合法によって、成分(A)よりエチレン含量の多いプロピレン-エチレン共重合体成分[以下成分(B)という])を、上記プロピレン系ブロック共重合体の70〜30質量%に相当するように生成させる工程。
IPC (1件):
C08F 293/00
FI (1件):
C08F293/00
Fターム (5件):
4J026HA03 ,  4J026HA04 ,  4J026HB03 ,  4J026HB04 ,  4J026HE01
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (7件)
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