特許
J-GLOBAL ID:200903047331061869
プロピレン-エチレンランダムブロック共重合体及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-371928
公開番号(公開出願番号):特開2005-132992
出願日: 2003年10月31日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】ポリオレフィン系エラストマーにおける透明性と柔軟性を向上させ、耐熱性とバランスをとり、ベタツキ性やブリードアウトをも抑制する。【解決手段】メタロセン触媒を用いて逐次重合することで得られたプロピレン-エチレンランダムブロック共重合体であって、第1工程で105〜145°Cの融解ピーク温度を持つ結晶性共重合体成分(A)を30〜70wt%、第2工程で成分(A)に含まれるエチレン含量よりも6〜15wt%エチレンを多く含む低(非)結晶性共重合体成分(B)を70〜30wt%、逐次重合することで得られ、以下の条件を満たす。(i)温度-損失正接曲線において、0°C以下に単一のピークを有する(ii)固体粘弾性測定により得られる、23°Cの貯蔵弾性率G’[MPa]が200以下である(iii)G’が2MPaとなる温度Tαが100〜140°Cの範囲にある(iv)融解ピーク温度TmとTαの差が20°C以下である
請求項(抜粋):
メタロセン系触媒を用いて、第1工程で105〜145°Cの示差走査型熱量計(DSC)による融解ピーク温度Tm(A)を持つ結晶性プロピレン-エチレンランダム共重合体成分(A)(以下、成分(A)とする)を30〜70wt%、第2工程で成分(A)に含まれるエチレン含量よりも6〜15wt%エチレンを多く含む低結晶性あるいは非晶性プロピレン-エチレンランダム共重合体成分(B)(以下、成分(B)とする)を70〜30wt%、逐次重合することで得られ、以下の(i)〜(iv)の条件を満たすことを特徴とするプロピレン-エチレンランダムブロック共重合体。
(i)温度-損失正接(tanδ)曲線において、0°C以下に単一のピークを有すること
(ii)固体粘弾性測定(DMA)により得られる温度-貯蔵弾性率(G’)曲線において、23°Cの貯蔵弾性率G’(23)[MPa]が200以下であること
(iii)G’が2MPaとなる温度Tαが100〜140°Cの範囲にあること
(iv)示差走査型熱量計(DSC)により得られる融解曲線における、融解ピーク温度TmとTαの差(Δ(Tm-Tα))が20°C以下であること
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (9件):
4J026HA03
, 4J026HA04
, 4J026HA27
, 4J026HA43
, 4J026HB03
, 4J026HB04
, 4J026HB27
, 4J026HB48
, 4J026HE01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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特開昭63-159412号公報(特許請求の範囲、第2頁右下欄)
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特開昭63-168414号公報(特許請求の範囲、第2頁右下欄)
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特許第3358441号公報(特許請求の範囲の請求項1)
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審査官引用 (28件)
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