特許
J-GLOBAL ID:200903041959846859

共通に冷却されるプローブヘッド及び低温容器を備えたNMR装置およびその動作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 別役 重尚 ,  村松 聡 ,  後藤 夏紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-237877
公開番号(公開出願番号):特開2007-064984
出願日: 2006年09月01日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】クライオスタット内に配された、磁石装置とプローブヘッドとを備えるNMR装置において、冷媒クローズドシステムで冷却クーラの動作が装置に影響を及ぼさない、構造が簡単な冷却システムを提供する。【解決手段】第1の低温容器2が外側真空ジャケット内に設置されと共に放射シールド24およびまたは更なる低温容器3により包囲され、NMRプローブヘッド1及び低温容器2、3を冷却する冷却装置を有し、冷却装置が、コールドステージ12a、18aを有するコールドヘッド4aを備え、コールドステージが熱伝達装置と接続され、冷却回路が冷却装置とNMRプローブヘッドとの間に設けられる。NMR装置は、冷却回路がクライオスタット9の直上に位置づけられた別個の真空断熱ハウジング6内に配され、熱伝達装置が低温容器のサスペンションチューブ29a、29c内に直接に挿入されおよびまたは放射シールド24に接触することを特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
クライオスタット(9)の第1の低温容器(2)内に配されたNMR磁石装置と、前記クライオスタット(9)の室温ボア内に配され調査サンプルからのNMR信号を受信するRF共鳴器(16)と前置増幅器(17)とを有したNMRプローブヘッド(1)とを備え、前記第1の低温容器(2)が、外側真空ジャケット内に設置され、また1つ以上の放射シールド(24)およびまたは更なる低温容器(3)により包囲され、そしてまた、前記NMRプローブヘッド(1)及び1つ以上の低温容器(2、3)を冷却する冷却装置を備え、この冷却装置がクライオクーラのコンプレッサにより駆動されるコールドヘッド(4、4a、4b、4c)を備え、このコールドヘッドは温度レベルを異にする幾つかのコールドステージ(12a、12b、12c、18a、18b、18c、19a)を有し、前記コールドヘッド(4、4a、4b、4c)の1つ以上のコールドステージ(12a、12b、12c、18a、18b、18c、19a)が熱伝達装置と熱伝達可能に接続され、そしてまた、前記冷却装置と前記NMRプローブヘッド(1)との間には冷媒を有した1つ以上の冷却回路が設けられ、この冷却回路を、1つ以上の部分的に断熱されたトランスファライン(7)を介して前記クライオクーラのコンプレッサ(5)またはポンプにより駆動するNMR装置において、 前記冷却装置が、前記NMR磁石装置の前記クライオスタット(9)の直上に位置づけられた別個の真空断熱ハウジング(6)内に配され、 前記熱伝達装置の1つ以上が、前記クライオスタット(9)の前記第1の低温容器およびまたは前記更なる低温容器(2、3)のサスペンションチューブ(29a、29c)内に直接に近接して挿入され、それによって前記低温容器(2、3)が前記外側ジャケットに接続されおよびまたは前記放射シールド(24)に接触することを特徴とするNMR装置。
IPC (3件):
G01R 33/32 ,  G01R 33/381 ,  H01F 6/04
FI (3件):
G01N24/04 510G ,  G01N24/06 510D ,  H01F7/22 G
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (10件)
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