特許
J-GLOBAL ID:200903043622395629
流体封入式能動型防振装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-192441
公開番号(公開出願番号):特開2006-017134
出願日: 2004年06月30日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
【課題】 低周波振動に対する受動的な防振効果と中乃至高周波振動に対する能動的な防振効果が、何れも有効に発揮され得る、新規な構造の流体封入式能動型防振装置を提供することにある。【解決手段】 可動板166の外周部分において両面に突出する弾性突部176を可動板166の周上で相互に離隔して複数形成し、それらの弾性突部176を上隔壁板148と下隔壁板150の間で挟圧保持せしめる一方、可動板166の弾性突部176が形成されていない外周部分170と上隔壁板148および下隔壁板150の間に連通隙間178を形成して、主液室160と副液室162を上下の通孔154,158と連通隙間178を通じて相互に連通させた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結することにより、該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて振動が入力される受圧室を形成すると共に、壁部の一部が変形容易な可撓性膜で構成された容積可変の平衡室を形成して、それら受圧室と平衡室に非圧縮性流体を封入し、該受圧室の壁部の別の一部を変位可能に弾性支持された加振板で構成して該加振板を駆動手段で加振駆動せしめて該受圧室を圧力制御するようにする一方、隔壁部材を該第二の取付部材に固定的に支持せしめて該受圧室を仕切り、該隔壁部材を挟んで該本体ゴム弾性体側に主液室を形成すると共に該加振板側に副液室を形成して、それら主液室と副液室を該隔壁部材に形成された透孔を通じて相互に連通させると共に、該主液室と該平衡室を相互に連通するオリフィス通路を設けた流体封入式能動型防振装置において、
上隔壁板と下隔壁板を重ね合わせて前記隔壁部材を構成して、該上隔壁板に設けた上側通孔と該下隔壁板に設けた下側通孔で前記透孔を形成する一方、該上下の通孔の対向面間の全体に亘って広がる大きさの可動板を該上隔壁板と該下隔壁板の間に配して、該可動板の外周部分において両面に突出する弾性突部を該可動板の周上で相互に離隔して複数形成し、それらの弾性突部を該上隔壁板と該下隔壁板の間で挟圧保持せしめることにより、該可動板の一方の面を該上側通孔を通じて該主液室に、該可動板の他方の面を該下側通孔を通じて該副液室に、それぞれ臨ましめて、該主液室と該副液室の圧力差が該可動板の両面に及ぼされた際に該可動板が該上隔壁板と該下隔壁板の間で変位せしめられるように為し、該可動板が変位して該上隔壁板や該下隔壁板に当接することによって該上側通孔や該下側通孔が該可動板で閉塞されるようにする一方、該可動板の変位に伴って該上下の通孔を通じて流動せしめられる流体の共振周波数を、前記加振板の加振駆動による前記受圧室の圧力制御で防振すべき振動の周波数以上に設定すると共に、該可動板の該弾性突部が形成されていない外周部分と該上隔壁板および該下隔壁板の間に連通隙間を形成して、該主液室と該副液室を該上下の通孔と該連通隙間を通じて相互に連通させたことを特徴とする流体封入式能動型防振装置。
IPC (7件):
F16F 13/26
, B60K 5/12
, F16F 15/02
, F16F 15/08
, F16F 13/06
, F16F 13/10
, F16F 13/18
FI (9件):
F16F13/00 630C
, B60K5/12 F
, F16F15/02 B
, F16F15/08 W
, F16F13/00 620C
, F16F13/00 620D
, F16F13/00 620R
, F16F13/00 620S
, F16F13/00 620Q
Fターム (17件):
3D035CA05
, 3D035CA23
, 3D035CA31
, 3J047AA15
, 3J047CA02
, 3J047CB10
, 3J047CD11
, 3J047FA02
, 3J047FA03
, 3J048AA02
, 3J048AC04
, 3J048BA18
, 3J048BE03
, 3J048CB01
, 3J048CB21
, 3J048DA01
, 3J048EA01
引用特許:
出願人引用 (3件)
審査官引用 (4件)
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流体封入式防振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-232357
出願人:東海ゴム工業株式会社
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流体封入式防振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-207140
出願人:東海ゴム工業株式会社
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流体封入式防振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-201218
出願人:東海ゴム工業株式会社
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液体封入型防振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-076841
出願人:鬼怒川ゴム工業株式会社
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