特許
J-GLOBAL ID:200903043775437398

原子炉格納容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 波多野 久 ,  関口 俊三 ,  猿渡 章雄 ,  河村 修 ,  山田 毅彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-086572
公開番号(公開出願番号):特開2008-241657
出願日: 2007年03月29日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】万一、炉心溶融物が原子炉圧力容器の外へ流出した場合に、原子炉格納容器の過度な温度上昇を長期にわたって防止し、かつ炉心溶融物による活性な反応を防止する。【解決手段】原子炉圧力容器2は略筒状の圧力容器支持ペデスタル3に支持され、下方に下部ドライウェル5、ホッパ9を備え、内部に炉心4を収容する。炉心4が原子炉圧力容器2の外へ溶融して流出する過酷事故が万一、仮に発生した場合に、ホッパ9は、炉心溶融物が飛散しないように受け止めて下方へ案内する。下部ドライウェル5の床面には、このホッパ9から落下してくる炉心溶融物を保持するためのコアキャッチャ10を備えている。下部ドライウェル5の側壁面および床面とコアキャッチャ10の側面および底面との間の隙間に圧力抑制プール7の水を循環供給する冷却水路を備えている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器と、 前記原子炉圧力容器が設けられた圧力容器支持ペデスタルと、 前記原子炉圧力容器に収容された炉心と、 前記原子炉圧力容器の下方に設けられた下部ドライウェルと、 前記圧力容器支持ペデスタルの周囲に設けられた圧力抑制室と、 前記圧力制御室に水が蓄えられた圧力抑制プールと、 前記原子炉圧力容器の周囲に設けられた上部ドライウェルと、 を備えた原子炉格納容器において、 前記原子炉圧力容器の下方に設置されて、前記炉心からの炉心溶融物が飛散しないように受け止めて案内するホッパと、 前記下部ドライウェルの床面に設けられた、炉心溶融物を保持するコアキャッチャと、 前記下部ドライウェルの側壁面および床面と前記コアキャッチャの側面および底面との隙間で構成された冷却水流路隙間と、 前記冷却水流路隙間に前記圧力抑制プールの水を供給する冷却水路と、 を備えたことを特徴とする原子炉格納容器。
IPC (1件):
G21C 9/016
FI (1件):
G21C9/00 H
Fターム (2件):
2G002AA03 ,  2G002BA07
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (11件)
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