特許
J-GLOBAL ID:200903046816441370

基準クロック発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 雄太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-067268
公開番号(公開出願番号):特開2002-271194
出願日: 2001年03月09日
公開日(公表日): 2002年09月20日
要約:
【要約】【課題】 デジタルPLL回路を使用し、上位局からの基準クロックに同期している無線基地局内の基準クロック発生装置について電圧制御型発振器に設定した電圧値をメモリ等の記憶部に保存しておくことで、落雷等により無線基地局装置の電源が瞬断した後の周波数引き込み過程に要する時間を短縮させる。【解決手段】 位相差Pがある一定期間0になった場合に、演算部105は位相同期過程と判断し、その時のデジタル入力値VDをデジタル入力値記憶部106にて記憶する。その後、落雷等の外的要因により、電源発生装置109に障害が生じて、基準クロック発生装置100に供給している電源VBTSが瞬断した場合に、演算部105がデジタル入力値記憶部106からデジタル入力値VDを読み取り、D/Aコンバータ107に設定することで、電圧制御型発振器108に電源瞬断前の電圧値を設定できるために、電源瞬断後に電源断前と同じ周波数の基準クロックfoを供給することができ、位相同期過程を保つことができる。
請求項(抜粋):
上位局からの基準クロックを入力し第1の位相比較クロックに変換する第1の分周器と、無線基地局装置の基準クロックを入力し第2の位相比較クロックに変換する第2の分周器と、第1の位相比較クロックを入力し前記第2の分周器にリセット信号を出力するリセット回路と、サンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成手段と、前記第1、第2の位相比較クロックとサンプリングクロックを入力し該第1及び第2の位相差を検出し該位相差を出力する位相比較手段と、前記位相差を入力しデジタル入力値を制御する演算手段と、前記デジタル入力値を記憶するデジタル入力値記憶手段と、前記デジタル入力を入力しアナログ出力に変換するD/Aコンバータと、前記アナログ出力を入力し前記無線基地局装置の前記基準クロックを出力する電圧制御型発振手段と、前記各手段に電源電圧を供給する電源電圧発生装置とを有することを特徴とした基準クロック発生装置。
IPC (2件):
H03L 7/10 ,  H03L 7/093
FI (2件):
H03L 7/10 D ,  H03L 7/08 E
Fターム (13件):
5J106AA04 ,  5J106BB02 ,  5J106CC01 ,  5J106CC21 ,  5J106CC52 ,  5J106DD33 ,  5J106DD44 ,  5J106EE17 ,  5J106GG01 ,  5J106HH03 ,  5J106HH08 ,  5J106KK03 ,  5J106KK14
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 周波数シンセサイザ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-109150   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開平2-192319
  • ディジタルサンプリング型位相同期回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-042475   出願人:日本電気株式会社
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