特許
J-GLOBAL ID:200903047006256360

生物学的水処理装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-143729
公開番号(公開出願番号):特開2000-325991
出願日: 1999年05月24日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【課題】 降雨などにより流入下水の流量や性状が著しく変化すると、生物反応槽2への曝気量、生物反応槽2に蓄える活性汚泥量、生物反応槽2へ返送する活性汚泥の流量などの調節だけでは、常に良好な水質を確保することは難しいという課題があった。【解決手段】 無酸素槽5内の混合液中の下水の硝酸性窒素濃度を計測する硝酸性窒素濃度計43と、硝酸性窒素濃度の目標値を設定する設定器31と、硝酸性窒素濃度計43の計測値と設定器31に設定された目標値との差に応じて無酸素槽5へのバイパス流入下水量を所定の値とする信号を流入-無酸素槽バイパス流入ポンプ12に出力する調節器21と、無酸素槽5にバイパス流入する下水の流量を調節するために配管jに設けられた流入-無酸素槽バイパス流入ポンプ12とを備える。
請求項(抜粋):
最初沈殿池と、嫌気槽と無酸素槽と好気槽とを有する生物反応槽と、最終沈殿池とを備え、系外から流入した被処理水が上記最初沈殿池に流入し、上記最初沈殿池に流入した被処理水が上記最初沈殿池から流出し上記生物反応槽に流入して上記生物反応槽内に蓄えられている活性汚泥と混合し、被処理水と活性汚泥との混合液が上記嫌気槽、上記無酸素槽、上記好気槽の順に移動し、その間に被処理水が活性汚泥で処理され、上記生物反応槽から流出した混合液が上記最終沈殿池に流入して上記最終沈殿池で活性汚泥と活性汚泥処理後の被処理水とに分離され、活性汚泥処理後の被処理水が系外に放流される生物学的水処理装置に適用する生物学的水処理装置の制御装置において、脱窒量を検知する脱窒量検知手段と、上記脱窒量検知手段の出力値の目標値を設定する脱窒目標値設定手段と、上記脱窒量検知手段の出力値と上記脱窒目標値設定手段に設定された目標値との差に応じて上記無酸素槽へのバイパス流入被処理水量を所定の値とする信号を出力する無酸素槽流入水量調節信号出力手段と、上記無酸素槽流入水量調節信号出力手段の出力値に応じて上記無酸素槽へのバイパス流入被処理水量を調節する無酸素槽流入水量調節手段とを備えた生物学的水処理装置の制御装置。
IPC (2件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/12
FI (2件):
C02F 3/34 101 C ,  C02F 3/12 H
Fターム (6件):
4D028CB03 ,  4D028CC01 ,  4D028CD01 ,  4D040BB52 ,  4D040BB72 ,  4D040BB91
引用特許:
審査官引用 (26件)
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引用文献:
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