特許
J-GLOBAL ID:200903047833588437
振動をともなう電線及び/又は電線保護部材の屈曲寿命予測方法、その装置、並びにそのプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
瀧野 秀雄
, 越智 浩史
, 松村 貞男
, 垣内 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-364516
公開番号(公開出願番号):特開2004-191360
出願日: 2003年10月24日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
【課題】振動が発生する環境下において、より精度の高い寿命予測や開発期間短縮の要望を満足させることのできる、電線等の屈曲寿命予測方法、その装置及びそのプログラムを提供する。【解決手段】複数の電線、雰囲気温度、複数の電線の各振動前形状、並びに、複数の電線の各拘束条件が設定され、有限要素法を用いて、複数の電線の各有限要素モデルが作成される。また、複数の電線の各振動前形状に対しての各固有振動数が計算され、各固有振動数に対応する各有限要素モデルの各有限要素における応力が計算され、計算された応力のうちから複数の電線毎の最大応力がそれぞれ検索される。また、設定された複数の電線及び雰囲気温度に対応する各予測関数が読み出され、読み出された各予測関数が参照されて複数の電線毎の最大応力に対応する各屈曲寿命が取得され、このうちから最短屈曲寿命が求められて出力される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の部位に少なくとも2点が拘束される複数の電線の振動にともなう屈曲寿命を予測する方法であって、
前記複数の電線にそれぞれ対応する、雰囲気温度、応力及び屈曲寿命の関係を示す各予測関数を予め格納しておき、
予測対象となる前記複数の電線、前記雰囲気温度、前記複数の電線の各振動前形状、並びに、前記複数の電線の各拘束条件を設定する設定工程と、
有限要素法を用いて、前記複数の電線の各有限要素モデルを作成する有限要素モデル作成工程と、
前記複数の電線の各振動前形状に対しての各固有振動数を計算し、各固有振動数に対応する前記各有限要素モデルの各有限要素における応力を計算する振動解析工程と、
前記振動解析工程にて計算された前記応力のうちから前記複数の電線毎の最大応力をそれぞれ検索する最大応力検索工程と、
前記設定工程にて設定された前記複数の電線及び前記雰囲気温度に対応する各予測関数を読み出す予測関数読出工程と、
前記予測関数読出工程にて読み出された前記各予測関数を参照し、前記複数の電線毎の最大応力に対応する各屈曲寿命を取得し、このうちから最短屈曲寿命を求める寿命予測工程と、
前記寿命予測工程にて求められた前記最短屈曲寿命を出力する出力工程と、
を含むことを特徴とする屈曲寿命予測方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N3/32 E
, G06F17/50 612C
, G06F17/50 612H
Fターム (16件):
2G061AA07
, 2G061AB05
, 2G061AC03
, 2G061AC04
, 2G061BA15
, 2G061CB05
, 2G061DA01
, 2G061DA11
, 2G061DA12
, 2G061EA01
, 2G061EA02
, 2G061EA03
, 2G061EA06
, 5B046AA04
, 5B046DA01
, 5B046JA07
引用特許:
引用文献:
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