特許
J-GLOBAL ID:200903050251903380

硬化性に優れたフェノール系耐熱樹脂とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-124720
公開番号(公開出願番号):特開平9-302058
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 成形加工が容易で長期耐熱性、耐水性、耐アルカリ性等の機能がフェノールアラルキル樹脂と同程度に優れている、耐熱性フェノール系樹脂とその製造方法。【解決手段】 フェノール化合物から誘導されたフェノール成分(A)に、それぞれ式(1) で表されるキシリレン成分(B)、式(2) で表されるフェニルメチン成分(C)(式中、Arはフェニル基) 、および式(3) で表されるメチレン成分(D)が結合した反復単位からなり、[(B)+(C)+(D)]/ (A) のモル比が 0.4〜0.95の範囲内、かつ(D)/[(B)+(C)+(D)]のモル比が 0.1〜0.9 の範囲内の、数平均分子量 500〜5000のフェノール系耐熱樹脂。フェノールに、?@酸触媒存在下でキシリレングリコールジメチルエーテル、ベンズアルデヒド、ホルムアルデヒドを一緒に反応させるか、?A2〜3価金属化合物存在下でホルムアルデヒド反応させ、残りの成分を酸触媒下で反応させる。
請求項(抜粋):
フェノール化合物から誘導されたフェノール成分(A)に、それぞれ式(1) で表されるキシリレン成分(B)、式(2) で表されるフェニルメチン成分(C)、および式(3) で表されるメチレン成分(D)が結合した反復単位からなり、[(B)+(C)+(D)]/ (A) のモル比が 0.4〜0.95の範囲内、且つ(D)/[(B)+(C)+(D)]のモル比が 0.1〜0.9 の範囲内、であることを特徴とする数平均分子量 500〜5000のフェノール系耐熱樹脂。【化1】上記式中、R1 はメチル基またはエチル基であり、aは0、1または2であり、Arはフェニル基もしくは2〜3環の多環芳香族基であって、Arの各芳香核の1〜2個の水素原子が炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン基および水酸基から選ばれた置換基で置換されていてもよい。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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