特許
J-GLOBAL ID:200903050654528899

通信リンクにおける暗号化システムおよびその通信端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-083660
公開番号(公開出願番号):特開2005-277477
出願日: 2004年03月22日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】 本来通信に使用する通信リンク以外にも擬似通信リンクを複数用意し、各通信リンクで異なる暗号化を施すことで盗聴を防止する効果を向上させる。【解決手段】 各通信端末A,Bには、前記ダイヤル3及び送話器4からの出力信号をパケット化するための正規パケット生成部6と、生成されたパケットを暗号化するための暗号化処理部7が設けられている。正規パケット生成部6と並列に擬似パケット生成部20が設けられており、その出力もこの暗号化処理部7に供給される。暗号化処理部7の出力側は、通信端末からの信号をネットワークNを介してインターネット電話サービスサーバSや他の通信端末に送信するための送受信制御部8に接続されている。盗聴者が、たとえ擬似通信リンクに対して暗号解読を成功しても偽りの情報からは暗号を解読したことを確かめる術が無いため、保護すべき正規の通信内容の暗号解読処理にかける時間を低下させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ネットワークに接続された通信端末上において、 正規の通信データをパケット化し、パケット化された正規パケットをネットワークを介して取得した暗号鍵により暗号化する処理と、 通信データとしては意味のない擬似通信データをパケット化し、パケット化された擬似パケットを前記正規パケットの暗号化に使用した暗号鍵とは異なる暗号鍵を用いて暗号化する処理と、 暗号化された正規パケットと擬似パケットとを、複数本の通信リンクを用いてネットワーク上の他の通信端末に送信する処理と、 ネットワークに接続された他の通信端末上において、 前記暗号化された正規パケットと擬似パケットとを、前記複数本の通信リンクを用いて受信する処理と、 受信した正規パケットを、ネットワークを介して取得した暗号鍵を用いて解読する処理を備えていることを特徴とする通信リンクにおける暗号化システム。
IPC (4件):
H04L9/14 ,  H04L12/56 ,  H04M1/68 ,  H04M3/00
FI (4件):
H04L9/00 641 ,  H04L12/56 100A ,  H04M1/68 ,  H04M3/00 A
Fターム (15件):
5J104DA04 ,  5J104PA01 ,  5J104PA05 ,  5J104PA07 ,  5K027BB08 ,  5K027HH00 ,  5K030GA15 ,  5K030HA08 ,  5K030HB01 ,  5K030HC01 ,  5K030JA07 ,  5K030LB06 ,  5K051BB01 ,  5K051CC02 ,  5K051JJ01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (13件)
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