特許
J-GLOBAL ID:200903052372873243

両側溶接方法及び両側溶接構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-232623
公開番号(公開出願番号):特開2009-061483
出願日: 2007年09月07日
公開日(公表日): 2009年03月26日
要約:
【課題】両側溶接が必要な厚板の管部材や板部材の両面U型開先継手を対象に、低変形で高能率及び高品質な両側積層溶接部を得ると共に、生産性向上及びコスト低減に有効な両側溶接方法及び両側溶接構造物を提供する。【解決手段】前記両面U型開先継手の板厚Tの中央部又はその近傍に形成されている表側の開先3の底部を初層裏波溶接し、初層溶接部分15を含む開先3の底部から溶接前開先深さHo1又は二等分板厚Tの1/5以上2/5以下の範囲である積層ビード高さHbに到達するか或いは溶接前開先深さHo1の4/5以下3/5以上の範囲である残存開先深さHkに到達するか或いは開先肩幅w1、w2収縮量の所定の上限値が2mmに接近するまで表側積層溶接し、その後に裏側のU型開先継手の開先底部B2から開先上部の最終層まで裏側積層溶接し、その後に表側の残り開先部分から開先上部の最終層まで表側積層溶接する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
大型容器、大口配管、大型構造物等に使用される厚板の管部材や板部材を突き合せて形成した両面U型開先継手をTIG溶接する両側溶接方法において、 前記両面U型開先継手の板厚中央部又はその近傍に形成されている表側の開先底部を初層裏波溶接し、 初層溶接部分を含む開先底部から溶接前開先深さ又は二等分板厚の1/5以上2/5以下の範囲である積層ビード高さに到達するか或いは溶接前開先深さの4/5以下3/5以上の範囲である残存開先深さに到達するか或いは開先肩幅収縮量の上限値が2mmに接近するまで表側積層溶接し、 その後に裏側の前記U型開先継手の開先底部から開先上部の最終層まで裏側積層溶接し、 その後に前記表側の残り開先部分から開先上部の最終層まで表側積層溶接する ことを特徴とする両側溶接方法。
IPC (3件):
B23K 9/167 ,  B23K 9/00 ,  B23K 9/02
FI (3件):
B23K9/167 A ,  B23K9/00 501K ,  B23K9/02 K
Fターム (13件):
4E001AA03 ,  4E001BB07 ,  4E001CA03 ,  4E001CC04 ,  4E001DC01 ,  4E001DF02 ,  4E081AA12 ,  4E081BA03 ,  4E081BB07 ,  4E081CA11 ,  4E081DA05 ,  4E081DA37 ,  4E081YK10
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (2件)

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