特許
J-GLOBAL ID:200903055946309219

電池電極板上の多孔質膜の膜測定装置およびそれを用いる塗工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小谷 悦司 ,  伊藤 孝夫 ,  樋口 次郎 ,  大月 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-254333
公開番号(公開出願番号):特開2007-066821
出願日: 2005年09月02日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】 電池電極板上の多孔質膜の膜厚を、簡単に、かつ全域で測定できるようにする。【解決手段】 ロール3から銅板のシート4を順次繰出し、塗工部6にて酸化チタン塗料を塗布し、乾燥炉7にて乾燥させた後、膜測定装置1にて前記酸化チタンの膜厚を測定する。その測定にあたって、カラーCCDセンサ8を用い、シート4の幅方向の全長に亘って撮像し、得られた映像信号を、コントローラ10のビデオボード11にてRGBの各色成分の階調データに変換する。その内、測定に有効なGまたはBのデータを、演算回路14が基準厚みテーブル13に格納されている基準値に対照して、データに該当する膜厚を求める。求めた膜厚が許容範囲から外れていると、マーカー20にマーキングさせる。したがって、酸化チタンの膜厚および重量を正確に測定し、塗工量コントローラ21を介して、塗工部6での塗工量をフィードバック制御し、膜厚を一定に維持できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複合リチウム酸化物から成る正極と、リチウムを保持し得る材料から成る負極と、セパレータと、非水溶媒から成る電解液とを備え、前記正極または負極の少なくとも一方に、無機酸化物フィラーおよび結着剤から成る多孔質膜が接着形成されて成るリチウム二次電池に用いられる電池電極板上の多孔質膜の膜厚を測定する膜測定装置であって、 前記多孔質膜をカラー画像で撮影し、膜の色調を各色成分の階調データに変換する撮像手段と、 1または複数の色成分について、予め測定された各階調レベルに対する膜厚の基準値を格納している基準厚みテーブルと、 前記撮像手段からの各色成分の階調データの内、前記1または複数の色成分の階調データを前記基準厚みテーブルに対照し、前記多孔質膜の膜厚を求める演算手段とを含むことを特徴とする電池電極板上の多孔質膜の膜測定装置。
IPC (4件):
H01M 4/04 ,  B05C 11/00 ,  B05C 11/10 ,  H01M 4/58
FI (4件):
H01M4/04 Z ,  B05C11/00 ,  B05C11/10 ,  H01M4/58
Fターム (10件):
4F042AA06 ,  4F042BA25 ,  4F042CB07 ,  4F042DH09 ,  5H050AA19 ,  5H050CA07 ,  5H050CB09 ,  5H050GA07 ,  5H050GA27 ,  5H050GA29
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (7件)
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