特許
J-GLOBAL ID:200903056162926552

可変減衰力ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-035866
公開番号(公開出願番号):特開2007-255705
出願日: 2007年02月16日
公開日(公表日): 2007年10月04日
要約:
【課題】 可変減衰力ダンパーのピストンが短い周期で往復動する際にバルブプレートの応答性を高める。【解決手段】 シリンダ22に嵌合するピストン25のオリフィス46,47の開度を変化させる減衰力制御機構が、第1、第2バルブプレート37,38と磁界を発生させる第1、第2コイル44,45とを備えたことにより、第1、第2コイル44,45が発生する磁界で第1、第2バルブプレート37,38を変形させてオリフィス46,47の開度を変化させ、ダンパーの減衰力を任意に制御することができる。その際に、第1バルブプレート37を対応する第1コイル44で変形させ、第2バルブプレート38を対応する第2コイル45で変形させるので、両コイル44,45が励磁および消磁される時間間隔を伸ばし、コイルのインダクタンスの影響を最小限に抑えて電流の立ち上がりを速めることで、ダンパーへの高周波の入力時の応答性を高めることができる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
粘性流体が充填されたシリンダ(22)と、 シリンダ(22)に摺動自在に嵌合して該シリンダ(22)を第1、第2流体室(29,30)に区画するピストン(25)と、 ピストン(25)に連結されてシリンダ(22)の端壁を貫通するピストンロッド(27)と、 ピストン(25)に設けられて第1、第2流体室(29,30)を連通させるオリフィス(46,47)と、 ピストン(25)のオリフィス(46,47)の開度を変化させて減衰力を制御する減衰力制御機構と、 を備えた可変減衰力ダンパーにおいて、 前記減衰力制御機構は、 ピストン(25)の軸方向両端に配置された磁性合金製の第1、第2バルブプレート(37,38)と、第1、第2バルブプレート(37,38)にそれぞれ対応するようにピストン(25)に配置された第1、第2コイル(44,45)とを備え、第1、第2コイル(44,45)が発生する磁界でそれぞれ第1、第2バルブプレート(37,38)を変形させてオリフィス(46,47)の開度を変化させることを特徴とする可変減衰力ダンパー。
IPC (1件):
F16F 9/50
FI (1件):
F16F9/50
Fターム (5件):
3J069AA50 ,  3J069DD25 ,  3J069DD50 ,  3J069EE03 ,  3J069EE64
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-015761   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 減衰装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-108002   出願人:オトモビルプジヨ, オトモビルシトロエン
  • 油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-223231   出願人:ヤマハ発動機株式会社
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