特許
J-GLOBAL ID:200903060390679210

生物学的排水処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  清末 康子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-100334
公開番号(公開出願番号):特開2006-281003
出願日: 2005年03月31日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】 有機物とアンモニア性窒素を含むあるいはアンモニア性窒素を含む排水(原水)を処理する生物学的排水処理方法について、ANAMMOX(嫌気性アンモニア酸化)反応を利用して、脱窒速度がはやく、高濃度排水に適用が可能である生物学的排水処理方法を提供する。【解決手段】 有機物とアンモニア性窒素を含む排水(原水)を処理する生物学的排水処理方法は、1次処理槽(1)において原水中の有機物を好気性微生物による酸化反応により分解するとともに、アンモニア性窒素の一部をアンモニア酸化細菌による生物酸化反応により酸化して亜硝酸化し、1次処理水を沈殿槽において固液分離した後、2次処理槽(2)に導入し、2次処理槽(2)には嫌気性アンモニア酸化の条件で長期間培養した汚泥を投入しておき、この2次処理槽(2)において上記1次処理水中の亜硝酸性窒素とアンモニア性窒素の残部とから脱窒を行ない、排水を浄化する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
有機物とアンモニア性窒素を含む排水(原水)を処理する生物学的排水処理方法であって、1次処理槽において原水中の有機物を好気性微生物による酸化反応により分解するとともに、アンモニア性窒素の一部をアンモニア酸化細菌による生物酸化反応により酸化して亜硝酸化し、1次処理槽から排出された1次処理水を沈殿槽において固液分離した後、1次処理水を嫌気的な攪拌手段を有する混合槽とした2次処理槽に導入し、2次処理槽には嫌気性アンモニア酸化の条件で長期間培養した汚泥を投入しておき、この2次処理槽において上記1次処理水中の亜硝酸性窒素とアンモニア性窒素の残部とから脱窒を行ない、排水を浄化することを特徴とする、生物学的排水処理方法。
IPC (1件):
C02F 3/34
FI (3件):
C02F3/34 101A ,  C02F3/34 101C ,  C02F3/34
Fターム (3件):
4D040BB02 ,  4D040BB12 ,  4D040BB91
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (9件)
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