特許
J-GLOBAL ID:200903061540683497

転がり軸受の異常判定方法及び異常判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小山 武男 ,  大田 隆史 ,  武藤 正樹 ,  小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-280143
公開番号(公開出願番号):特開2009-109267
出願日: 2007年10月29日
公開日(公表日): 2009年05月21日
要約:
【課題】転がり軸受4の異常の有無の判定を、精度良く、しかも、効率良く行なう。【解決手段】演算処理器2は、検出装置1が検出する振動を表す信号を、少なくとも2つの信号に分岐する。そして、このうちの一方の信号に基づき、転がり軸受4の損傷の有無、並びに、損傷部材の判定を行なうと共に、他方の信号に基づき、潤滑剤に混入した異物の量の判定を行なう。そして、少なくともこれら両判定の結果に基づき、上記転がり軸受4の異常の有無の判定を行ない、その結果を出力装置3に出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに同心に配置された1対の軌道輪部材と、これら両軌道輪部材の互いに対向する面に形成された1対の軌道と、これら両軌道同士の間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、これら各転動体の転動面と上記各軌道の軌道面との転がり接触部を潤滑する潤滑剤とを備えた転がり軸受の異常判定方法であって、 上記両軌道輪部材同士を相対回転させた状態で、この相対回転に伴う振動を検出して電気信号に変換した後、この信号を用いて少なくとも2つの異なる判定を行なう為に、この信号を少なくとも2つの同じ信号に分岐し、 この分岐した信号のうちの一方の信号に、エンベロープ処理を施した後、このエンベロープ処理を施した信号を周波数分析し、この周波数分析により得られた周波数データのうち、上記転がり軸受の構成各部材にそれぞれ対応する所定の周波数成分と当該周波数成分に関する閾値とを比較する事により、上記転がり軸受の損傷の有無、並びに、その損傷を有する部材を判定する第一の判定を行なうと共に、 上記分岐した信号のうちの他方の信号を、所定のレベル以上でクリップすると共に、このクリップした所定レベル以上の信号をパルス信号として出力し、所定時間内に計測されたこのパルス信号のパルス数とこのパルス数に関する閾値とを比較する事により、上記潤滑剤に混入する異物の量を判定する第二の判定を行ない、 少なくともこの第二の判定と上記第一の判定との判定結果に基づいて、転がり軸受の異常の有無を判定する、転がり軸受の異常判定方法。
IPC (4件):
G01M 13/04 ,  F16C 19/52 ,  F16C 41/00 ,  G01H 17/00
FI (4件):
G01M13/04 ,  F16C19/52 ,  F16C41/00 ,  G01H17/00 A
Fターム (25件):
2G024AC01 ,  2G024BA15 ,  2G024BA21 ,  2G024BA22 ,  2G024BA27 ,  2G024CA13 ,  2G024CA24 ,  2G024DA09 ,  2G024FA04 ,  2G024FA11 ,  2G064AA17 ,  2G064CC41 ,  2G064DD01 ,  3J101AA01 ,  3J101AA52 ,  3J101AA53 ,  3J101AA62 ,  3J101FA24 ,  3J101GA24 ,  3J701AA01 ,  3J701AA52 ,  3J701AA53 ,  3J701AA62 ,  3J701FA24 ,  3J701GA24
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (10件)
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