特許
J-GLOBAL ID:200903061650419566

プロセッサ間通信削減方法と並列化コンパイラ装置並びにプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-199321
公開番号(公開出願番号):特開2003-015883
出願日: 2001年06月29日
公開日(公表日): 2003年01月17日
要約:
【要約】【課題】並列コンパイラにおいて、プログラム実行時のプロセッサ間通信量を削減することができる、システムの提供。【解決手段】並列コンパイラの最適化部34が、並列化が可能であると判定されたループを処理対象とし、該処理対象ループ内の文に含まれる配列の選別を行い、前記配列の形状、前記配列の添え字の形式、分散メモリ上への分散状態から、該ループに含まれる配列に関する情報テーブルを作成し、その際、該配列に合うテンプレートがあるか否かチェックし、前記配列に合うテンフ ゚レートが存在しない場合には、前記配列の形状、添え字を形式に従い定義されるブロック構成のテンフ ゚レートを作成し、前記配列を前記配列に合うテンフ ゚レートに整列することで、前記情報テーブルの適切な部分に配列が登録する配列選別手段342と、作成された前記情報テーフ ゙ルに、該処理対象ループ内の文に含まれる前記配列が登録されている場合、前記情報テーフ ゙ルの分割されたブロック毎の通信量を計算し、前記情報テーフ ゙ルの通信量から、計算実行プロセッサを決定するプロセッサ選択手段341を備える。
請求項(抜粋):
並列化コンパイラの最適化処理が、並列化が可能であると判定されたループを処理対象とし、該処理対象ループ内の文に含まれる配列の選別を行い、少なくとも前記配列の形状、及び前記配列の添え字の形式に基づき、該ループに含まれる配列に関する情報テーブルを作成し、その際、該配列に合うテンプレートがあるか否かチェックし、前記配列に合うテンプレートが存在しない場合には、前記配列の形状に合うテンプレートを作成し、前記配列を前記テンプレートに整列することで、前記情報テーブルの該当するブロックに前記配列を登録するステップと、作成された前記情報テーブルに、該処理対象ループ内の文に含まれる前記配列が登録されている場合、前記情報テーブルの分割されたブロック毎の通信量を計算するステップと、前記情報テーブルのブロック毎の通信量に基づき、計算実行プロセッサを決定するステップと、を含み、分散メモリ型並列マシンを構成する複数のプロセッサの実行時のプロセッサ間通信を削減する、ことを特徴とする、並列化コンパイラの最適化処理のプロセッサ間通信削減方法。
IPC (3件):
G06F 9/45 ,  G06F 15/16 630 ,  G06F 15/177 674
FI (3件):
G06F 15/16 630 B ,  G06F 15/177 674 A ,  G06F 9/44 322 G
Fターム (5件):
5B045GG02 ,  5B045GG11 ,  5B081AA01 ,  5B081CC27 ,  5B081CC32
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る