特許
J-GLOBAL ID:200903068400565480

筒内噴射式内燃機関のピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-351855
公開番号(公開出願番号):特開平11-182251
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 成層希薄燃焼と均質燃焼とを高いレベルで両立する。成層燃焼時のスモークの発生や点火プラグのくすぶり等を抑制する。【解決手段】 ピストン4の頂部21に、シリンダ軸方向から見て真円形のボウル12を形成する。軸方向から見てボウル12の中心40を、点火プラグ7に対して吸気弁側に偏心するとともに、点火プラグ7と燃料噴射弁10とを結ぶ線LよりスワーS1の上流側に偏心する。つまり、ボウル12は、ボウル12内のスワール流れ方向で点火プラグ7の下流側領域が拡大する形となる。従って、点火プラグ7周辺を通過した混合気(燃料)が良好に拡散,気化されるとともに、ボウル12周壁部に付着する液膜が薄肉化される。
請求項(抜粋):
内部をピストンが昇降するシリンダと、吸気弁及び排気弁が配設されたシリンダヘッドと、シリンダ軸方向から見てシリンダ略中央を指向した姿勢で吸気弁側に配置され、上記シリンダヘッドとピストン頂部との間に形成された燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁と、上記軸方向から見てシリンダ略中央に位置する点火プラグと、を備え、上記燃焼室内にタンブル流成分を付与した状態で吸気行程付近で燃料噴射を行うことにより均質燃焼を実現するとともに、上記燃焼室内にスワール成分を付与した状態で圧縮行程付近で燃料噴射を行うことにより成層燃焼を実現するようにした筒内噴射式内燃機関において、上記ピストン頂部に上記軸方向から見て略真円形のボウルが凹設され、上記軸方向から見て上記ボウルの中心が、その真円形範囲内に位置する上記点火プラグに対して上記吸気弁側に偏心しているとともに、上記点火プラグと上記燃料噴射弁とを結ぶ線よりスワール上流側に偏心していることを特徴とする筒内噴射式内燃機関のピストン。
IPC (4件):
F02B 23/10 ,  F02B 17/00 ,  F02B 23/08 ,  F02F 3/26
FI (6件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02B 17/00 F ,  F02B 23/08 C ,  F02F 3/26 C ,  F02F 3/26 B
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (4件)
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