特許
J-GLOBAL ID:200903069199088357

工作機械の移動体の移動を制御する移動制御装置、移動制御装置を有する工作機械及び移動体の移動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-241127
公開番号(公開出願番号):特開2006-024174
出願日: 2004年08月20日
公開日(公表日): 2006年01月26日
要約:
【課題】 工作機械等の移動体を、移動中の他部材との干渉を回避するために設定した方向転換点を通過させて所定位置に移動させる場合において、移動時間の短縮を可能にするとともに、移動体の急激な加減速の回数を減らすことを目的とする。【解決手段】 2つの駆動装置を用いて工作機械の移動体を2軸制御で移動させるときに、少なくとも1箇所での方向転換を要する場合において、一方の駆動装置は、移動体が方向転換点に到達したときから移動体をその最大加減速度以下の加減速度にて緩やかに加減速させる。またその緩やかな加減速は、方向転換点以降の他方の駆動装置の駆動時間の全体にわたって連続して行われる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
互いに直交する第1軸及び第2軸を含む座標系内の第1の位置と第2の位置との間を移動可能な少なくとも1つの移動体と、前記第1軸及び前記第2軸の方向に前記移動体をそれぞれ移動させる第1軸駆動装置及び第2軸駆動装置とを有する工作機械において、前記移動体が前記第1の位置と前記第2の位置との間の移動中に、前記第1の位置と前記第2の位置とを結ぶ直線上にない少なくとも1つの方向転換点を通過するように前記第1軸駆動装置及び前記第2軸駆動装置を制御する移動制御装置であって、 前記第1軸駆動装置が、前記移動体が前記少なくとも1つの方向転換点に達したときから前記第1軸駆動装置の予め定めた第1最大加速度及び第1最大減速度以下の加速度及び減速度にて前記移動体の前記第1軸方向への加減速を行い、前記加減速は、前記第2軸駆動装置の前記方向転換点以降の駆動時間の一部又は全体にわたって連続して行われるように、前記第1軸駆動装置及び前記第2軸駆動装置を制御する駆動制御部を有することを特徴とする、移動制御装置。
IPC (2件):
G05B 19/416 ,  B23Q 15/00
FI (2件):
G05B19/416 W ,  B23Q15/00 C
Fターム (5件):
5H269AB01 ,  5H269BB03 ,  5H269BB14 ,  5H269CC01 ,  5H269EE01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
  • 工具送り速度制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-253464   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 数値制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-274495   出願人:豊田工機株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 産業用ロボット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-063458   出願人:トキコ株式会社

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