特許
J-GLOBAL ID:200903070821759750

極低温冷凍機の低圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-123367
公開番号(公開出願番号):特開平8-313086
出願日: 1995年05月23日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 圧縮機4,8と冷凍機32,41とを接続した冷媒回路52に対しバッファタンクTbを高圧配管13に戻し配管20により、また低圧配管3に供給配管18によりそれぞれ接続し、低圧配管3内の圧力低下時にバッファタンクTb内のヘリウムガスを供給し、高圧配管13内の圧力上昇時にヘリウムガスをバッファタンクTbに回収する極低温冷凍機において、クールダウン運転時のバッファタンクTbからのヘリウムガス供給流量を確保しつつ、定常運転時に高圧配管13から低圧配管3に至るヘリウムガスバイパス流量を減少させて、冷凍機の冷凍能力を向上維持する。【構成】 低圧配管3の圧力が所定以下のときに開く2種類の低圧制御弁LPR1,LPR2を供給配管18に並列に接続し、第1制御弁LPR1は冷凍機の定常運転時に、第2制御弁LPR2はクールダウン運転時にそれぞれ開弁するように各開弁圧を設定する。
請求項(抜粋):
ヘリウムガス等の冷媒ガスを圧縮する圧縮機(4),(8)と、高圧の冷媒ガスを膨張させて寒冷を発生させる膨張手段(32),(41)とを、高圧配管(13)及び低圧配管(3)により接続してなる冷媒回路(52)と、上記高圧配管(13)に冷媒戻し配管(20)を介して接続されるとともに、低圧配管(3)に冷媒供給配管(18)を介して接続され、冷媒ガスを所定圧力で貯蔵するバッファタンク(Tb)とを備え、圧縮機(4),(8)で圧縮された冷媒ガスを膨張手段(32),(41)で膨張させ、その膨張による温度降下により極低温レベルの寒冷を発生させるとともに、低圧配管(3)内の圧力が設定圧以下に低下したときに冷媒供給配管(18)を介してバッファタンク(Tb)内の冷媒ガスを冷媒回路(52)に供給する一方、膨張手段(32),(41)の熱負荷の増大により高圧配管(13)内の圧力が設定圧以上に上昇したときに冷媒戻し配管(20)を介して高圧配管(13)の冷媒ガスをバッファタンク(Tb)に回収するようにした極低温冷凍機において、上記低圧配管(3)の圧力が定常運転時の低圧配管(3)の圧力よりも低下した冷凍機の非定常運転時、定常運転時よりも多い流量の冷媒ガスを上記バッファタンク(Tb)から低圧配管(3)に供給する冷媒流量可変手段(22)を設けたことを特徴とする極低温冷凍機の低圧制御装置。
IPC (2件):
F25B 9/00 395 ,  F25B 9/02
FI (2件):
F25B 9/00 395 A ,  F25B 9/02 C
引用特許:
審査官引用 (7件)
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