特許
J-GLOBAL ID:200903071130673120

水中または水面における移動体の計数方法、移動体の計数装置及び移動体の計数プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-022990
公開番号(公開出願番号):特開2007-206843
出願日: 2006年01月31日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
【課題】アユをはじめとする魚類やその他の移動体を高速かつ高精度でより自動計測する。【解決手段】移動体が撮影された動画像に対して、連続する複数枚のフレーム画像中における同一座標の各画素中から輝度が最明または最暗値であるものを抽出し、当該最明画素または最暗画素の集合からなる画像を計数処理の基礎であるベースデータとして記憶し、最新フレーム画像とベースデータとの差分をとることによって順次作成される2値画像に関しては、その差分データの中で一定範囲内に密集する複数画素を選び出し、この集まりを一の連接領域として抽出し、さらに当該連接領域のうち面積が最大となる連接領域が予め設定された閾値を超える場合または当該連接領域のうち値が1である画素の数が予め設定された閾値を超える場合に計測不能状態と判定し、また作成された連接領域群を一段階前のフレーム画像中の連接領域群と対比し、両者の差異に基づき移動体が抽出された場合に、計数対象として計数する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
計数対象物である移動体が撮影された動画像に対して、連続する複数枚のフレーム画像中における同一座標の各画素中から輝度が最明値であるものまたは最暗値であるものを抽出し、当該最明画素の集合からなる最明画像または最暗画素の集合からなる最暗画像を作成してこの最明画像または最暗画像を計数処理の基礎であるベースデータとして記憶するベースデータ更新処理と、前記フレーム画像と前記ベースデータの画像との背景差分である2値画像を作成し、該2値画像中において互いの距離が一定距離内にある値が1の画素の集まりを選び出す移動体候補画素抽出処理と、当該選び出された画素の集まりを連接領域として抽出するラベリング処理と、前記連接領域のうち面積が最大となる連接領域が予め設定された最大領域面積を超える場合または前記連接領域の値が1である画素数が予め設定された最大領域内画素数を超える場合を計測不能状態と判定する計測不能状態検出処理と、前記フレーム画像中の連接領域群と直前のフレーム画像中の連接領域群とを比較して、その比較結果から前記フレーム画像中で前記移動体を抽出し、当該移動体を計数する追跡および計数処理を行うことを特徴とする水中または水面における移動体の計数方法。
IPC (2件):
G06T 7/60 ,  G06M 7/00
FI (2件):
G06T7/60 110 ,  G06M7/00 301Q
Fターム (9件):
5L096AA06 ,  5L096BA02 ,  5L096CA02 ,  5L096FA32 ,  5L096FA52 ,  5L096FA66 ,  5L096GA08 ,  5L096GA34 ,  5L096HA07
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (16件)
全件表示

前のページに戻る