特許
J-GLOBAL ID:200903072870258611

交流型プラズマディスプレイパネルの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-328343
公開番号(公開出願番号):特開2001-147660
出願日: 1999年11月18日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】 隣接する2本の走査線で1本の維持放電電極を共有すると共に隣接する走査線間で互いの面放電を分離するための放電分離体を備えたAC型PDPにおいて、表示コントラストを向上し、無効電力を低減し、書き込み放電を安定化する。【解決手段】 書き込み期間O4では、奇数番目の維持放電電極2n-1を電圧Hに設定し、偶数番目の維持放電電極J2nを電圧Mに設定する。奇数番目の走査線S2n-1を降順で選択するに際して、当該走査線S2n-1に対応する画像データWのアドレス電極22への印加時に、各維持放電電極J2n+1,J2nを各電圧M,Lに遷移する。極性反転期間RVでは、全アドレス電極22に電圧Voffを印加し、各維持放電電極J2n-1,J2nを電圧Mから各電圧L,Hへ遷移した後、両維持放電電極J2n-1,J2nを電圧Mへ戻す。書き込み期間E4では、偶数番目の走査線S2nを、上記書き込み期間O4とは逆に降順で選択する。
請求項(抜粋):
それぞれが互いに平行を成して延在し、隣接する2本の間の各間隙で各走査線を規定すると共にそれぞれが隣接する2本の前記走査線で共有される複数の維持放電電極と、前記維持放電電極を覆い、前記走査線に属する放電セルを発光させる面放電が生じる主面を有する誘電体層とを含む第1基板と、それぞれが前記維持放電電極と立体交差する方向に配置され、互いに平行に延在する複数のアドレス電極を含み、前記誘電体層の前記主面の側に対面配置された第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に、それぞれが前記アドレス電極と平行に配置された複数のバリアリブと、隣接する前記走査線の境界に配置され、各前記走査線に属する各前記放電セルでの各前記面放電を前記隣接する前記走査線間で分離する放電分離体とを備える交流型プラズマディスプレイパネルに適用される駆動方法において、1画面を複数のサブフィールドに分割した上で、前記複数のサブフィールドのそれぞれが、前記放電セル内に蓄積されている電荷を消去するリセット期間と、隣接する2本の前記維持放電電極に異なる電圧値の各走査線選択電圧を印加することにより行われる前記走査線の選択を順次に行って前記走査線の走査をすると共に前記走査線の前記選択に同期して当該走査線の画像データのON状態又はOFF状態に対応する電圧を各前記アドレス電極に印加する書き込み動作を実行して、選択された前記走査線に属する前記放電セルの内で前記ON状態の前記画像データに対応する前記電圧が印加された前記アドレス電極が属する前記放電セルに書き込み放電を形成する、書き込み期間と、前記維持放電電極に維持電圧を印加する放電維持動作を実行して、前記書き込み放電が形成された前記放電セルに前記面放電を形成する、維持期間とを含む駆動方法であって、前記リセット期間では、前記放電セルの全てを対象として前記電荷を消去し、前記書き込み期間では、複数の前記走査線を複数のグループに分割した上で、前記グループ単位で前記書き込み動作を実行し、前記維持期間では、前記放電セルの全てを対象として前記放電維持動作を実行することを特徴とする、交流型プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
IPC (3件):
G09G 3/28 ,  G09G 3/20 621 ,  G09G 3/20 641
FI (4件):
G09G 3/20 621 E ,  G09G 3/20 641 E ,  G09G 3/28 W ,  G09G 3/28 E
Fターム (15件):
5C080AA05 ,  5C080BB05 ,  5C080CC03 ,  5C080DD05 ,  5C080DD08 ,  5C080DD09 ,  5C080DD30 ,  5C080EE28 ,  5C080FF02 ,  5C080HH04 ,  5C080HH05 ,  5C080JJ01 ,  5C080JJ04 ,  5C080JJ06 ,  5C080KK02
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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