特許
J-GLOBAL ID:200903073463579221
車両制動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
神戸 典和
, 佐藤 光俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-338596
公開番号(公開出願番号):特開2006-143099
出願日: 2004年11月24日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】簡単なブレーキ回路で、回生協調制御が行われる場合のエネルギ効率を向上させる。【解決手段】ブレーキペダル68とブースタ74の入力ロッド78との間にストローク伝達勾配抑制装置70が設けられる。ストローク伝達勾配抑制装置70は、ブレーキペダル68のストロークが設定ストローク以下の状態では、操作力をブースタ74に伝達しない。マニュアル液圧源66には液圧が殆ど発生させられないため、マニュアル液圧制動トルクが付与されることがない。一方、回生制動トルクはできる限り大きくした方が、エネルギ効率を高くする上で望ましい。そこで、設定ストロークを回生制動トルクの最大値に対応する液圧制動トルクが得られる操作ストローク以上の大きさとする。その結果、設定ストローク以下のマニュアル液圧制動トルクが加えられない状態において、回生制動トルクを最大値まで大きくすることができ、エネルギ効率を向上させることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
(a)車両の駆動輪に接続された電動モータの回生制動により、回生制動トルクを付与し、駆動輪の回転を抑制する回生制動装置と、(b)ブレーキシリンダへの液圧の供給により作動して液圧制動トルクを付与し、前記車両の前記駆動輪を含む複数の車輪の回転をそれぞれ抑制する複数の液圧ブレーキを含む液圧制動装置と、(c)それら回生制動トルクと液圧制動トルクとを含む総制動トルクが運転者の要求する要求総制動トルクに近づくように、少なくとも前記回生制動装置を制御する制動力制御装置とを含む車両制動装置であって、
前記液圧制動装置が、
ブレーキ操作部材と、
そのブレーキ操作部材に連携させられた作動ピストンを含み、その作動ピストンの前進により液圧を発生させるマニュアル液圧源と、
そのマニュアル液圧源に発生させられた液圧を前記複数のブレーキシリンダに供給して、前記液圧ブレーキを作動させるマニュアル液圧伝達装置と、
そのマニュアル液圧伝達装置の外部に設けられ、前記ブレーキ操作部材の操作ストロークが前記回生制動装置において出力可能な最大の回生制動トルクの大きさに基づいて決まる設定ストローク以下の状態では設定ストロークより大きい状態より、操作ストロークの増加に対する前記マニュアル液圧源の液圧の増加勾配を小さくする液圧勾配抑制装置と
を含むことを特徴とする車両制動装置。
IPC (6件):
B60T 8/17
, B60W 20/00
, B60W 10/08
, B60W 10/18
, B60K 6/04
, B60L 7/24
FI (5件):
B60T8/17 C
, B60K6/04 320
, B60K6/04 370
, B60K6/04 553
, B60L7/24 Z
Fターム (25件):
3D046AA00
, 3D046BB00
, 3D046CC02
, 3D046CC06
, 3D046EE01
, 3D046GG01
, 3D046HH02
, 3D046HH16
, 3D046JJ01
, 3D046JJ19
, 5H115PA11
, 5H115PC06
, 5H115PG04
, 5H115PI16
, 5H115PI29
, 5H115PU08
, 5H115PU24
, 5H115PU25
, 5H115QE10
, 5H115QI04
, 5H115QI07
, 5H115QI15
, 5H115SE10
, 5H115TO23
, 5H115TO26
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (6件)
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制動力制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-128956
出願人:日産自動車株式会社
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車両用ブレーキ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-349608
出願人:株式会社アドヴィックス
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ブレーキバイワイヤ式サービスブレーキ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-020877
出願人:三菱自動車工業株式会社
-
ブレーキシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-103288
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
ブレーキシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-221412
出願人:ボッシュブレーキシステム株式会社, 株式会社デンソー
-
ブレーキ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-331109
出願人:株式会社ユニシアジェックス
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