特許
J-GLOBAL ID:200903074760018006

ガスセンサの異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-152815
公開番号(公開出願番号):特開2004-144733
出願日: 2003年05月29日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】ガスセンサの断線を検出することである。【解決手段】固体電解質材112に1対の電極121,122を形成した検出対象のセル1aについて、マイクロコンピュータ28が、一時的に交流成分を含む試験信号を、電極121,122と接続された信号線に入力するとともに、その応答信号を検出するようにする。セル1aの寄生容量で、断線がなければ、交流成分に応じた電流が電極121,122間を流れ、応答信号が発生する。断線していれば応答信号の大きさは0である。応答信号の検出値が基準値を下回っている場合には、断線異常と判ずるようにする。一時的に試験信号を入力することで、その前後におけるガス濃度の検出値の変動を抑制する。セル1aの寄生容量で比較的大きな応答信号が得られることで、他のセル1b,1cの干渉を回避する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
固体電解質材に1対の電極が形成されたセルを有し、前記電極の表面における被測定ガスの組成に応じた信号を、前記電極と接続された信号線から出力するガスセンサの異常の有無を検出するガスセンサの異常検出装置において、 異常検出対象のセルについて、前記信号線を介して一時的に交流成分を含む試験信号を入力する信号入力手段と、 前記試験信号入力に応答して、前記信号線に生じる応答信号を検出する応答信号検出手段と、 前記応答信号の検出値を規定値と比較して、前記検出値が前記規定値で画された領域のうち予め設定した一方の領域にある場合には、前記異常検出対象のセルについて断線異常と判ずる判定手段とを具備せしめたことを特徴とするガスセンサの異常検出装置。
IPC (3件):
G01N27/26 ,  G01N27/416 ,  G01N27/419
FI (5件):
G01N27/26 391A ,  G01N27/46 327N ,  G01N27/46 327P ,  G01N27/46 327E ,  G01N27/46 331
引用特許:
審査官引用 (8件)
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