特許
J-GLOBAL ID:200903075414418240
減衰力調整式油圧緩衝器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-185817
公開番号(公開出願番号):特開2001-012534
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 減衰力調整式油圧緩衝器において、ピストン速度にかかわらず減衰力を直接制御し、かつ、減衰力の立ち上がりを緩やかにする。【解決手段】 シリンダ2内のピストンの摺動によって生じる油液の流動を主ディスクバルブ34およびプランジャ46に取付けたディスクバルブ49によって制御して減衰力を発生させる。コイル59への通電電流に応じてディスクバルブ49の開弁圧力を調整して、ピストン速度にかかわらず減衰力を直接制御し、同時に、背圧室40の圧力を変化させて主ディスクバルブ34の開弁圧力を調整する。ディスクバルブ49の開弁圧力を低く調整したとき、流路を開いてディスクバルブ49をバイパスする可変オリフィスBを設け、ディスクバルブ49の開弁前に油液を流通させることにより、減衰力の立ち上がりを緩やかにし、ピストンロッドの伸縮に対する減衰力のヒステリシスを小さくして、車両の乗り心地を向上させる。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前記シリンダに接続され前記ピストンの摺動によって油液を流通させる主油液通路および副油液通路と、前記主油液通路に設けられたパイロット型減衰弁と、前記副油液通路に設けられた固定オリフィスおよび圧力制御弁とを備え、前記副油液通路の前記固定オリフィスと前記圧力制御弁との間の圧力を前記パイロット型減衰弁のパイロット圧力とする減衰力調整式油圧緩衝器であって、前記圧力制御弁は、ソレノイドの推力とのバランスによって開弁圧力を調整し、かつ、該開弁圧力を低く調整したときに前記副油液通路を開いて当該圧力制御弁をバイパスし、高く調整したときに前記副油液通路を閉じる可変オリフィスが設けられていることを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
Fターム (4件):
3J069AA54
, 3J069EE02
, 3J069EE10
, 3J069EE36
引用特許:
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