特許
J-GLOBAL ID:200903075807246840

ヒンジ装置及びこれを用いた折り畳み式携帯電話機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-327453
公開番号(公開出願番号):特開2003-134203
出願日: 2001年10月25日
公開日(公表日): 2003年05月09日
要約:
【要約】【課題】 携帯電話機の受話部を手動で回動させる際には、受話部を折り畳み位置と通話位置との中間の位置で停止させることができるヒンジ装置を提供する。【解決手段】 ヒンジ装置10を、受話部を折り畳み位置から通話位置まで自動的に回動させる第1ヒンジ部20と、受話部を手動で回動させる際に動作する第2ヒンジ部30とから構成する。第1ヒンジ部20の第1ヒンジ部材21を送話部の連結筒部2bに回動不能に嵌合し、第2ヒンジ部材22を受話部の連結筒部3cに回動可能に嵌合する。第2ヒンジ部の第1係合部材31を連結筒部3cに回動不能に嵌合し、第2係合部材32を連結筒部3cに回動可能に嵌合する。第2ヒンジ部材22と第2係合部材32とを回動不能に連結する。第2ヒンジ部30が受話部を折り畳み位置に維持する力を、第1ヒンジ部20が受話部を折り畳み位置側から通話位置側へ回動させる回動付勢力より大きく設定する。
請求項(抜粋):
一つの回動軸線上に並んで配置された第1及び第2ヒンジ部を備え、上記第1ヒンジ部が、上記回動軸線上に配置された第1ヒンジ部材と、上記回動軸線上に配置され、上記第1ヒンジ部材に対して第1の位置と第2の位置との間を相対回動可能とされた第2ヒンジ部材と、上記第2ヒンジ部材を上記第1ヒンジ部材に対して上記第1の位置から上記第2の位置まで回動付勢する回動付勢手段と、上記第2ヒンジ部材を上記第1の位置に係止する係止手段と、この係止手段による上記第2ヒンジ部材に対する係止状態を解除する係止解除手段とを有し、上記第2ヒンジ部が、上記回転軸線上に対向して相対回転可能に配置された第1、第2係合部材と、上記第1係合部材を上記第1の位置に所定の保持力で位置固定する第1保持手段と、上記第2係合部材を上記第2の位置に所定の保持力で位置固定する第2保持手段と、上記第1の位置と上記第2の位置との間において所定の抵抗力で上記第1及び第2係合部材の相対回動を規制する回動抵抗手段とを備え、上記第1ヒンジ部の第2ヒンジ部材と上記第2ヒンジ部の第2係合部材とが回動不能に連結され、上記第1係合部材を上記第1の位置に位置固定する上記第1保持手段の保持力が、上記回動付勢手段による上記第2ヒンジ部材に対する回動付勢力より大きく設定されていることを特徴とするヒンジ装置。
IPC (2件):
H04M 1/02 ,  H04B 1/38
FI (2件):
H04M 1/02 C ,  H04B 1/38
Fターム (11件):
5K011AA01 ,  5K011AA07 ,  5K011AA09 ,  5K011JA03 ,  5K011KA12 ,  5K023AA07 ,  5K023DD08 ,  5K023LL06 ,  5K023PP16 ,  5K023QQ02 ,  5K023RR09
引用特許:
出願人引用 (9件)
全件表示
審査官引用 (1件)
  • 携帯用電話器の開閉装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-280900   出願人:加藤電機株式会社, 日本電気株式会社

前のページに戻る