特許
J-GLOBAL ID:200903076783286310
拡声通話装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
西川 惠清
, 森 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-244784
公開番号(公開出願番号):特開2007-060429
出願日: 2005年08月25日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】周囲騒音の大きさに応じた適切な音量で拡声通話を行うと同時にハウリングの発生を抑制する。【解決手段】音声区間が検出されていないときにだけ近端側周囲騒音レベルの推定値Pn’を更新するから、周囲騒音レベルに応じて音量補正手段4における補正量が音量補正量調整手段6によって適切な値に調整され、周囲騒音の大きさに応じた適切な音量で拡声通話が行える。また、音声区間が検出されているときにだけ、音量補正量調整手段6が補正量を調整するので、スピーカ2からマイクロホン1への回り込みに起因したハウリングの発生を抑制できる。しかも、第1のエコーキャンセラEC1の適応フィルタ7が係数を更新している間は補正量の調整を行わないので、適応フィルタ7の収束が劣化するのを防ぐことができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
マイクロホン並びにスピーカと、マイクロホンとスピーカの音響結合によって生じる音響エコーを消去する第1のエコーキャンセラと、マイクロホンから出力される送話信号に含まれる近端側の周囲騒音レベルを推定する近端側周囲騒音レベル推定手段と、スピーカへ入力する受話信号レベルを増減することでスピーカが鳴動する音声の音量を補正する音量補正手段と、音量補正手段で補正される前の前記受話信号が音声成分を含んでいる音声区間を検出する遠端側音声区間検出手段と、遠端側音声区間検出手段が音声区間を検出しているときに近端側周囲騒音レベル推定手段で推定した周囲騒音レベルに応じて音量補正手段における補正量を調整する音量補正量調整手段とを備え、
第1のエコーキャンセラは、エコー経路の特性を適応的に同定する適応フィルタと、近端側の信号から適応フィルタの出力を減算する減算器と、ダブルトークを検出するダブルトーク検出部とを有し、ダブルトーク検出部によりダブルトークが検出されない状態でのみ適応フィルタの係数を更新するとともに、その他の状態では適応フィルタの係数を固定してなり、
近端側周囲騒音レベル推定手段は、前記送話信号の瞬時パワーの短時間平均値を算出する短時間平均値算出部、並びに前記瞬時パワーの長時間平均値を算出する長時間平均値算出部を具備し、当該短時間平均値と長時間平均値を比較することで前記送話信号が音声成分を含んでいる音声区間を検出する近端側音声区間検出部と、前記送話信号に含まれる近端側周囲騒音レベルの推定値を算出する周囲騒音レベル算出部とを有し、近端側音声区間検出部が音声区間を検出していないときに近端側周囲騒音レベルの推定値を更新するとともに近端側音声区間検出部が音声区間を検出しているときは近端側周囲騒音レベルの推定値を更新せず、
音量補正量調整手段は、第1のエコーキャンセラのダブルトーク検出部がダブルトークを検出している間は補正量の調整を行わないことを特徴とする拡声通話装置。
IPC (4件):
H04M 9/00
, H04R 3/02
, H04R 3/00
, H04M 9/08
FI (4件):
H04M9/00 A
, H04R3/02
, H04R3/00 310
, H04M9/08
Fターム (9件):
5D020AC05
, 5D020CC06
, 5K038AA07
, 5K038CC02
, 5K038DD02
, 5K038EE02
, 5K038EE12
, 5K038FF06
, 5K038FF13
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
ドアホン装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-383824
出願人:アイホン株式会社
審査官引用 (20件)
-
拡声通話装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-175521
出願人:松下電工株式会社
-
通信装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-123307
出願人:日本電気株式会社
-
自動利得制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-334172
出願人:松下電工株式会社
全件表示
前のページに戻る