特許
J-GLOBAL ID:200903077359544950

記録再生装置および半導体メモリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-357349
公開番号(公開出願番号):特開2001-175542
出願日: 1999年12月16日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 半導体メモリチップのエラー訂正機能とコントローラのエラー訂正機能を共に活用してエラー訂正を行う。【解決手段】 コントローラ(102)のECC回路(107)における第1エラー訂正符号とフラッシュメモリチップ(111〜114)のオンチップECC回路(120〜123)における第2エラー訂正符号とを、同じガロア体を用いたBCH符号(特にRS符号)とし、さらに両エラー訂正符号の生成多項式は連続した根を持つものとする。また、フラッシュメモリチップ(111〜114)は、第2エラー訂正符号を用いてエラー訂正を行ったことを示す訂正情報や、訂正計算中の計算値情報や、誤り位置や誤り値をコントローラに通知する手段を持つ。また、コントローラ(102)は、前記訂正情報や誤り位置や誤り値を基に第2エラー訂正符号を用いたエラー訂正を元に戻してから、前記計算値情報および第1エラー訂正符号検査記号を共に用いてエラー訂正を行う手段を備える。
請求項(抜粋):
外部とのデータの入出力を行うための外部インタフェース手段と、入力されたデータに対して第1エラー訂正符号を生成するための第1エラー訂正符号生成手段と、前記第1エラー訂正符号を用いてエラー検出およびエラー訂正を行うための第1エラー訂正手段とを備えたコントローラ部、および、前記コントローラ部から渡されたデータおよび第1エラー訂正符号に対して該第1エラー訂正符号と同じガロア体上のBCH符号であり且つ連続した根を持つ第2エラー訂正符号を生成するための第2エラー訂正符号生成手段と、データおよび第1エラー訂正符号からデータを除いた第1エラー訂正符号検査記号および第2エラー訂正符号からデータおよび第1エラー訂正符号検査記号を除いた第2エラー訂正符号検査記号を記憶するためのメモリ素子と、そのメモリ素子から読み出したデータおよび第1エラー訂正符号検査記号および第2エラー訂正符号検査記号を用いてエラー検出およびエラー訂正を行うための第2エラー訂正手段と、その第2エラー訂正手段でデータおよび第1エラー訂正符号検査記号を訂正できたか否かの情報とエラー訂正計算途中の計算値情報と検出した誤り位置と誤り値とを前記第1エラー訂正手段に通知するための訂正情報通知手段と、前記メモリ素子から読み出したデータおよび第1エラー訂正符号検査記号または前記第2エラー訂正手段で訂正したデータおよび第1エラー訂正符号検査記号を前記第1エラー訂正手段に送るデータ送り手段とを備えた半導体メモリ部を具備し、前記第1エラー訂正手段は、前記データ送り手段により送られたデータおよび第1エラー訂正符号検査記号を用いてエラーを検出し且つ前記第2エラー訂正手段でデータを訂正できていたなら前記誤り位置と前記誤り値とを用いて訂正前のデータを復元し、その復元したデータおよび第1エラー訂正符号検査記号に対してエラーを検出したなら該復元したデータおよび前記第1エラー訂正符号検査記号と前記計算値情報とを用いて該復元したデータのエラー訂正を行い、一方、前記第1エラー訂正符号を用いてエラーを検出し且つ前記第2エラー訂正手段でデータを訂正できていなかったら該未訂正のデータおよび前記第1エラー訂正符号検査記号と前記計算値情報とを用いて該未訂正データのエラー訂正を行い、それらのエラー訂正が行えなかったなら前記復元したデータまたは前記未訂正のデータに対して前記第1エラー訂正符号検査記号を用いてエラー訂正を行いうることを特徴とする記録再生装置。
IPC (3件):
G06F 12/16 320 ,  G11C 16/06 ,  G11C 29/00 631
FI (3件):
G06F 12/16 320 F ,  G11C 29/00 631 Z ,  G11C 17/00 639 C
Fターム (10件):
5B018GA02 ,  5B018HA14 ,  5B018NA06 ,  5B025AA01 ,  5B025AD04 ,  5B025AD05 ,  5L106AA10 ,  5L106BB01 ,  5L106BB12 ,  5L106GG05
引用特許:
審査官引用 (9件)
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