特許
J-GLOBAL ID:200903078084124626

電動パワーステアリング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-235668
公開番号(公開出願番号):特開2001-058578
出願日: 1999年08月23日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 良好な操舵感覚および耐久性が得られながら、従来技術よりも安価な電動パワーステアリング制御装置を提供すること。【解決手段】 本発明の電動パワーステアリング制御装置10は、負荷に対応して駆動モードを切替える駆動モード演算手段3と、方向指令演算手段4と、デューティ比演算手段6とを、電流制御演算手段2に有する。デューティ比演算手段6は、PI制御演算手段61、変換手段66および演算値選択手段62をもつ。駆動モードが切り替わると、演算値選択手段62の作用で、PI制御演算手段61による制御演算の代わりに変換手段66による関数演算が行われ、切替え前と同等の印加電圧が得られるようにデューティ比信号Dtが切替えられる。するとハンチングが防止されるので良好な操舵感覚および耐久性が得られ、切替え時の演算負荷が小さいので遅くても安価なデジタルプロセッサを採用できる。
請求項(抜粋):
ステアリングコラムにかかる操舵トルクの検出信号である操舵トルク信号と、自動車の速さの検出信号である車速信号とに応じ、操舵機構を駆動する直流モータに流すべき電流の指令値である電流指令値を算出する電流指令値演算手段と、この電流指令値と、この直流モータに流れている電流の検出信号である電流検出値のこの電流指令値に対する偏差とに応じ、この直流モータを駆動するHブリッジ回路を制御する駆動手段に方向指令信号およびデューティー比信号に相当する信号を与える電流制御演算手段と、を有する電動パワーステアリング制御装置において、前記電流制御演算手段は、前記Hブリッジ回路を構成するスイッチング素子の上流側および下流側のうち一方だけをPWM駆動する片側駆動モードと、両方をPWM駆動する上下駆動モードとのうち、いずれの駆動モードでこのHブリッジ回路を制御すべきかを指示する駆動モード信号を前記駆動手段に与える駆動モード演算手段と、この駆動モード信号が切り替わらない通常時には、前記電流指令値と前記電流検出値との偏差に基づいて、前記デューティ比信号をフィードバック制御するフィードバック制御演算手段と、この駆動モード信号の切替え時に、前記直流モータにかかる印加電圧の不連続が低減されるように、このデューティ比信号に基づいて適正な所定関数による演算を行い、新たなこのデューティ比信号を算出する変換手段と、この通常時にはこのフィードバック制御演算手段に制御演算させ、この切替え時にはこの変換手段に関数演算させるように、この駆動モード信号に基づいてこのフィードバック制御演算手段とこの変換手段とのうち一方を選択する演算値選択手段と、をもつことを特徴とする、電動パワーステアリング制御装置。
IPC (4件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D119:00
FI (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
Fターム (25件):
3D032CC08 ,  3D032CC21 ,  3D032CC48 ,  3D032DA15 ,  3D032DA23 ,  3D032DA64 ,  3D032DC01 ,  3D032DC02 ,  3D032DC03 ,  3D032DC08 ,  3D032DC17 ,  3D032DC40 ,  3D032DD05 ,  3D032DD07 ,  3D032DD10 ,  3D032DD17 ,  3D032EA01 ,  3D032EC23 ,  3D032EC25 ,  3D032GG01 ,  3D033CA03 ,  3D033CA13 ,  3D033CA16 ,  3D033CA20 ,  3D033CA21
引用特許:
審査官引用 (9件)
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